
GACCIの評判は?建設見積SaaSの料金・機能・メリット・注意点を解説
GACCI(ガッチ)は、建設業で煩雑になりがちな「見積の取りまとめ」をクラウド化し、元請け会社の見積業務を効率化するSaaSです。「協力会社ごとにフォーマットがバラバラで集計が大変」「実行予算や見積書の作成に時間がかかる」といった、設計と施工の間(プレコンストラクション領域)の課題を解決します。本記事では、GACCIの機能や料金、評判、導入時の注意点を公開情報をもとに整理します。あわせて、見積から日報・原価・請求まで一元化したい中小建設業向けに「サクミル」もご紹介します。
【関連記事】【2025年最新】建築見積ソフトおすすめ7選!選び方も解説
GACCIとは?概要と基本情報
GACCIは、株式会社GACCIが提供する、建設業の見積業務を最適化するクラウド型SaaSです。2023年4月に総額1億円の資金調達と同時にサービス提供を開始しました。建設業界の「プレコンストラクション」(主に設計と施工の間)と呼ばれる領域に着目し、見積の取りまとめをデジタル化することで、担当者の負担を軽減します。
建設業の見積業務では、数十社の協力会社から見積を集める必要がありますが、業者ごとにフォーマットや提出方法、データ形式が統一されておらず、取りまとめや転記に多くの時間がかかっていました。GACCIはこの課題に対し、図面や内訳書をアップロードして複数の企業へ一括で見積を依頼し、回収したデータを平準化・一括管理できる仕組みを提供します。元請け担当者はExcelやPDFを自社フォーマットに転記する必要がなくなり、見積取りまとめ後の実行予算・見積書の作成までGACCI上で一気通貫に行えます。
運営会社情報
会社名 | 株式会社GACCI(ガッチ) |
所在地 | 東京支店:東京都渋谷区恵比寿南3丁目5番7号/鳥取本社:鳥取県鳥取市湖山町東5丁目368番地 |
代表者 | 若本 憲治 |
設立 | 2021年2月2日 |
事業内容 | 見積原価管理クラウド「GACCI」の開発・運営 |
GACCIの評判・口コミ
GACCIは2023年提供開始の比較的新しいサービスのため、ITreviewやBOXILなどの第三者レビューサイトに蓄積された利用者口コミは、現時点では限られています。ここでは、取材記事や公式情報で示されている評価ポイントと、導入前に確認しておきたい点を整理します。
評価されているポイント
- 見積作業を大幅に効率化できる
取材記事によると、導入企業では見積作業の効率が50%以上改善したと報告されています。内訳書の転記、メールやFAXの送信、電話・メールでの確認といった作業が削減されることが寄与しています。 - 進捗をクラウドでリアルタイムに把握できる
見積依頼をかけると協力会社へメールが自動配信され、提出の有無や漏れを含む進捗をクラウド上でいつでも確認できます。電話やメールでの催促が不要になります。 - 外部システムとの連携が進んでいる
BIM対応3次元建築積算システム「HELIOS」との連携を開始するなど、プレコンストラクション業務全体の効率化に向けた拡張が進んでいます。
参考:建設見積SaaS「GACCI」で50%以上の効率化を実現(HRtable)
導入前に確認しておきたい点
- 料金が公開されていない
公式サイトに料金表がなく、費用感は問い合わせないと分かりません。 - 対象が「見積・原価管理」に特化している
工程・写真・図面共有など施工管理全般を行うツールではないため、用途を取り違えないよう注意が必要です。 - 独立した利用者口コミの蓄積が少ない
比較的新しいサービスのため、導入判断にあたっては公式のデモや無料お試しで、自社の見積フローに合うかを確認することが大切です。
GACCIの料金
GACCIの料金プランは、公式サイトでは公開されていません。利用する機能や企業規模によって費用が変わると考えられるため、正確な金額は株式会社GACCIへの問い合わせ・資料請求で確認する必要があります。なお、GACCIは「IT導入補助金2024」の支援事業者として採択されているため、条件を満たせば補助金を活用して導入コストを抑えられる可能性があります。費用対効果を検討する際は、取材記事で示された「見積作業の効率50%以上改善」という効果と、自社の見積業務にかかっている工数を照らし合わせて試算するとよいでしょう。
GACCIを利用するメリット
GACCIの主なメリットを整理します。
メリット1:見積の転記・取りまとめ作業がなくなる
協力会社からExcelやPDFで受け取った見積を、自社フォーマットへ手作業で転記する必要がなくなります。データを平準化して一括管理できるため、フォーマットの違いに悩まされることなく、短時間で取りまとめが完了します。
メリット2:実行予算・見積書の作成まで一気通貫
見積の取りまとめだけでなく、その後の実行予算や見積書の作成までGACCI上で行えます。別ソフトへの転記が不要になり、削減した時間を入札の分析や経営判断といった重要業務に充てられます。
メリット3:協力会社とのやり取りが一元化される
見積依頼から回収までを同じプラットフォーム上で行うため、メール・電話・FAXに分散していたやり取りが一元化されます。待機時間や確認作業が減り、コミュニケーションコストを削減できます。
GACCIを利用する際の注意点
導入を検討する前に、押さえておきたい注意点を3つ紹介します。
注意点1:費用は問い合わせが前提
料金が非公開のため、導入可否を判断するにはまず問い合わせが必要です。自社の見積件数や協力会社数を整理したうえで、費用対効果を見積もってもらうとよいでしょう。IT導入補助金の活用可否もあわせて相談すると安心です。
注意点2:施工管理ツールではない
GACCIは見積・原価管理に特化したサービスです。現場の工程管理や写真・日報の管理などを行いたい場合は、別途、施工管理アプリの導入を検討する必要があります。
注意点3:協力会社側の利用にも配慮する
見積依頼を受ける協力会社にもGACCI上での操作が発生します。スムーズに運用するには、依頼先への案内やサポート体制を整え、関係者全体で使い方を共有しておくとよいでしょう。
GACCIに関するよくある質問
GACCIはどんなサービスですか?
株式会社GACCIが提供する、建設業の見積取りまとめを効率化するクラウド型SaaSです。元請け会社が複数の協力会社へ見積を一括依頼し、回収・取りまとめから実行予算・見積書の作成までをクラウド上で一気通貫に行えます。2023年4月にサービス提供を開始しました。
GACCIの料金はいくらですか?
公式サイトでは料金プランが公開されておらず、要問い合わせです。「IT導入補助金2024」の支援事業者として採択されているため、条件を満たせば補助金を活用できる可能性があります。
GACCIを導入するとどんな効果がありますか?
取材記事によると、導入企業では見積作業の効率を50%以上改善できたと報告されています。内訳書の転記、メール・FAX送信、電話・メールでの進捗確認などの削減が効率化に寄与しています。
GACCIは無料で試せますか?
現在の無料トライアルの提供有無や条件は、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
GACCIは他のシステムと連携できますか?
BIM対応の3次元建築積算システム「HELIOS」との連携を開始しています。積算データと見積取りまとめを連動させることで、プレコンストラクション業務をさらに効率化できます。
まとめ
GACCIは、建設業で煩雑になりがちな見積の取りまとめをクラウド化し、元請け会社の見積業務を効率化するSaaSです。協力会社ごとに異なるフォーマットの転記作業をなくし、実行予算・見積書の作成まで一気通貫で行えるため、取材記事では見積作業の効率を50%以上改善できたと報告されています。一方で、料金は要問い合わせで、施工管理全般をカバーするものではない点には注意が必要です。導入時は、無料お試しやデモで自社の見積フローに合うかを確認し、IT導入補助金の活用可否もあわせて検討するとよいでしょう。
サクミルのご紹介
GACCIは「見積の取りまとめ・原価管理」に強みを持つサービスですが、「見積だけでなく、日報・写真・原価・請求まで自社の現場業務をまとめて効率化したい」という中小建設業の方には、建設業特化のオールインワン管理ツールサクミルもおすすめです。サクミルは30アカウント・300GBで月額9,800円とコストパフォーマンスに優れ、40〜60代の現場管理者でも直感的に使えるUIが特長です。2カ月の無料トライアルがあるので、まずは気軽に操作感を試せます。
関連記事

【2026年版】施工管理アプリおすすめ20選|規模別・選び方を比較
施工管理アプリおすすめ20選を、一人親方・中小工務店・中堅・ゼネコンの規模別に中立比較。料金・対応工種・連携機能・無料プラン有無を一覧化し、Excel管理からの移行ステップや選び方7軸も解説。2026年最新版。
続きを読む →
工事台帳ソフトおすすめ14選【2026年最新】料金・機能を徹底比較|クラウド・無料あり
工事台帳ソフトを徹底比較。クラウド型・インストール型の主要14製品の料金・機能・経営事項審査対応・無料体験を一覧表で比較。Excel管理の限界からソフト選定ポイントまで建設業の担当者向けに解説します。
続きを読む →