
【2026年】建設業におすすめの請求書ソフト11選|選び方・料金・機能を比較
月末になると、現場から上がってくる出来高の報告を集め、Excelで請求書を作り直し、協力会社から届いた請求書と突き合わせる。建設業の請求業務は、工事ごとに金額が段階的に確定するため、一般的な請求書の作り方だけでは手作業が残ります。
請求書ソフトは、この手作業を減らすための道具です。ただし製品によって得意分野がはっきり分かれており、「請求書を出す側の効率化」なのか「届く請求書や入金の管理」なのか「工事ごとの原価まで含めた管理」なのかで、選ぶべき製品が変わります。
本記事では、建設業向けの請求書ソフト11製品を3つのタイプに分け、2026年9月時点の各社公式サイトの料金と、出来高請求・原価連携・インボイス制度・電子帳簿保存法への対応状況を比較表にまとめました。
建設業向けの請求書ソフトとは、見積から請求・入金までの流れをデータでつなぎ、出来高請求や工事ごとの原価、協力会社から届く請求書の管理までを効率化するソフトです。
製品選びは、次の3つの分岐で大きく絞り込めます。
1. 工事ごとに見積・原価・請求(出来高を含む)をまとめて管理したい → 建設業特化型
2. 請求書の作成・送付を効率化したい。原価管理は別の仕組みがある → 請求書発行型
3. 協力会社や仕入先から届く請求書の処理、入金・未入金の管理を効率化したい → 受領・債権管理型
タイプ | 向いている会社 | 代表的な製品 |
建設業特化型 | 工事ごとに請求・原価(協力会社からの請求書を含む)を管理したい | サクミル、DigitalBillder |
請求書発行型 | 請求書の作成・送付・入金確認を効率化したい | 楽楽明細、BtoBプラットフォーム請求書、マネーフォワード クラウド請求書、freee請求書、Misoca、MakeLeaps |
受領・債権管理型 | 届く請求書の処理や、入金・未入金の管理を効率化したい | TOKIUMインボイス、Bill One、請求管理ロボ |
タイプ順に並べたもので、優劣を示す順位ではありません。各製品の料金と機能は後述の比較表にまとめています(2026年9月時点の各社公式サイト掲載情報)。
建設業における請求業務の課題
建設業における請求業務は、他業界よりも複雑でミスや手間が出やすい構造を内包しており、中小規模企業ほど運用負荷が顕在化しやすいです。以下に主な課題を整理します。
Excel・紙管理の限界とミスリスク
多くの中小建設業では、請求書・見積書・支払データをExcelや紙媒体で管理しているケースがまだ残っています。しかし、これには以下のようなリスク・限界があります。
- 手入力・転記ミス:数量・単価・消費税率などの誤入力が起こりやすく、請求金額ズレにつながります。
- 再利用性の低さ:一度使った見積データを請求に流用する際に、手作業でコピー&修正が必要となり、効率が落ちます。
- バージョン管理の混乱:紙やローカルPCに保存されたデータが複数存在し、最新版かどうか判別できず、重複請求や請求漏れの原因になります。
- 保管コスト・検索性の低さ:過去請求書を探す際にキャビネットや倉庫から探す必要があり、時間と場所のコストがかかります。
こうした課題は、請求数が増えるほど負荷とミスリスクを拡大させ、特に月末や決算期には負荷集中が起きやすくなります。
現場と事務所で情報が分断されやすい
建設業では、現場と事務所が物理的に離れていることが多く、現場情報(作業実績・追加工事・資材使用量など)を都度報告してもらう必要があります。この過程で以下のような課題が生じます。
- 報告遅延・記憶忘れ:現場からの提出が遅れると、事務所で請求対象を確定できず、請求作成が後手になります。
- 情報の抜け・伝達ロス:追加工事や仕様変更、現場写真・指示書などの情報が正しく伝わらなければ、請求に反映できず漏れが生じます。
- 重複入力:現場データを事務側で再入力するケースが多く、二重入力コストと誤入力リスクを抱えます。
- 分断による整合性不一致:現場担当と事務担当で見積・実績・請求の整合性が取れず、後工程で差異調整が必要になることがあります。
このように、現場情報がリアルタイムにつながっていなければ、請求精度・速度双方でボトルネックになります。
出来高請求・部分請求への対応が難しい
建設業特有の請求スタイルである「出来高請求」「部分請求」に対応できないと、柔軟な請求運用ができません。
- 出来高請求:工事の進捗率に応じて段階的に請求する方式ですが、進捗データを請求書に反映する機能がない請求ソフトでは手動で金額を計算する必要があります。
- 部分請求:請負契約の特定工程だけを先行して請求する場合、請求書ソフトがその区分を認識・管理できる設計でないと、都度の分割操作が必要です。
- 管理工数の増加:進捗管理・実績集計・請求への反映を手作業で行うと、工数が膨らみ、人的ミスも起きやすくなります。
- 請求タイミング調整:途中請求・仮払金控除・相殺処理が必要になることもあり、請求ソフトが柔軟に処理できないと対応困難です。
このような柔軟な請求方式に対応しないままだと、現場実態と請求書が乖離してしまい、トラブルや債権回収の遅延につながります。
電子帳簿保存法・インボイス制度への対応が求められる
近年、法制度面の変化も建設業にとって大きなプレッシャーとなっています。
- 電子帳簿保存法:請求書や帳簿を電子データで保存する制度。紙のまま運用していると、要件を満たさず、税務調査で不備を指摘される可能性があります(出典:国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」)。
- 適格請求書(インボイス)制度:課税事業者間の取引で「適格請求書」の発行・保存が求められる制度。請求書に登録番号や税率別明細を記載する必要があります(出典:国税庁「インボイス制度について」)。
- 法改正対応コスト:旧来の請求書フォーマットを見直す、保存・検索機能を強化する、システム改修を行うなど、運用コストがかかります。
- 保管・検索性:紙媒体での保管では、電子化された請求書との比較に劣る検索性と証憑性の確保が難しいです。
これらの法令対応を手作業で行うのは負荷が高く、ミスが起きやすいため、制度対応機能を備えた請求書ソフトの導入が急務となっています。
請求書ソフトを導入するメリット
建設業で請求書ソフトを導入することで、従来の手作業中心の請求業務に潜む多くの課題を一挙に改善できます。以下では、具体的に得られるメリットを段階別に整理します。
請求書作成・発行の時間を大幅削減
請求書ソフトには、テンプレート機能や自動計算・入力補助機能が備わっており、金額計算・消費税計算・合計集計を自動化できます。これにより、手入力・転記ミスを減らし、請求書作成にかかる工数を圧倒的に削減できます。
また、過去に作成した請求データを再利用する機能を持つソフトを使えば、毎月同じ取引先への請求などはワンクリックまたは最低限の修正だけで済ませられるようになります。これにより、定期請求作業の負荷が大幅に削減されます。
クラウドでどこでも請求書発行可能
クラウド型請求書ソフトを使えば、インターネット環境さえあれば現場・外出先・本社・自宅など場所を問わず請求書の作成・送信・確認ができます。建設業では現場が離れた場所にあることも多く、現場から直接請求書を作成したり、状況を確認したりできる利便性は大きな強みです。
さらに、スマホアプリ対応やモバイル最適化がなされているソフトであれば、現場でのスマートフォン操作も可能となり、入力・送信までスムーズに行えます。これにより、事務所戻り・紙運搬・再入力などの無駄な手間を省けます。
入金・未入金の管理が自動化できる
請求書ソフトによっては、請求後の入金チェック、および未入金に対する催促・督促メール送信機能を備えているものがあります。これにより、手動で入金状況を確認・突合する手間が省け、入金遅延への早期対応が可能になります。
また、請求と入金消込を自動化できる機能を持つソフトでは、請求金額と実際入金額の差異を自動検出し、差異調整や残額管理を容易にします。これにより、経理担当者の負荷を大きく軽減できます。
見積・原価・請求のデータ連携で経営判断が早くなる
請求書ソフトと見積・原価管理機能が連携している環境では、見積段階→実行原価→請求金額という流れをデータでつなげられます。これにより、工事の採算性をリアルタイムに把握でき、赤字リスクの早期発見や改善対応が可能になります。
また、複数案件・複数現場を横断して請求・売上・原価を集計できるようになるため、社長や経営層は現場単位・案件単位で利益率比較や資金繰り見通しを得やすくなります。請求業務がデータドリブンになることで、経営判断の速度と精度が向上します。
請求書ソフトを導入すれば、単なる請求業務の効率化に留まらず、請求から回収までの一連のプロセスを強化・自動化でき、事務コスト削減・キャッシュフロー改善・経営の見える化という成果につながります。
建設業向け請求書ソフトの選び方
請求書ソフトをただ導入すれば良いというわけではなく、「建設業ならでは」の要件を押さえた選び方が重要です。ここでは、特に中小建設業(30名以下規模)に適した選定ポイントを6つの観点で整理します。
クラウド対応かどうかを確認する
まず最優先で確認すべきは、ソフトがクラウド型であるかどうかという点です。建設業では、現場・外出先・本社のように拠点が複数に分かれることが多いため、インターネット接続でどこからでも同一データにアクセスできる環境は不可欠です。
クラウド型であれば、サーバー設置や保守コストが不要、アップデートも自動で適用され、導入時の初期費用を抑えやすい点も強みです。
ただし、クラウド型には通信環境への依存やオフライン稼働の制限などもあるので、地下現場や山間部など通信不安定なエリアでの利用を想定する場合、オフライン補助機能や同期機能があるかも確認しておくと安心です。
出来高請求・部分請求に対応しているか
建設業の請求には「進捗に応じた請求(出来高請求)」「特定工程だけ先行請求(部分請求)」といった方式が頻出します。これらに対応できない請求書ソフトでは、現場状況を請求に正確に反映できず、ミスや請求漏れにつながります。
したがって、請求書ソフトを選ぶ際には、工程ごと・工区ごとに請求金額を分割できる機能、進捗率や実績値から自動計算できる機能、差異調整や未請求分の繰越処理機能などが備わっているかを必ずチェックすべきです。
見積・原価管理と連携できるか
請求書ソフト単体だと「請求書を出す」機能だけになりますが、建設業では見積→発注・支払→実行原価→請求という一連の流れをつなげる方が効率性と正確性を大きく改善できます。
そのため、選定時には、見積や発注、原価管理(材料費・人件費・外注費など)とデータを自動連携できるか、もしくは同一プラットフォーム上でこれら機能を統合しているかを重視するべきです。これによって、請求書発行時に最新の原価データを反映でき、赤字リスクや利益ズレを防ぎやすくなります。
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応しているか
請求書を発行する側は、適格請求書(インボイス)の記載事項である登録番号や税率ごとの消費税額などを正しく記載する必要があります。また、メールやクラウドでやり取りした請求書は電子取引データとして保存する必要があり、保存・検索の要件が定められています。
多くのクラウド型請求書ソフトは制度への対応をうたっていますが、無料プランでは電子帳簿保存法の対応機能が使えない製品もあります。対応範囲はプランごとに公式サイトで確認しましょう。制度の詳細は国税庁「インボイス制度について」と国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」で確認できます。
操作性とサポート体制を重視する
システム導入の成功は、最初の操作性や導入後のサポートで決まることが多いです。特に中小建設業では、ITリテラシーが高くない方も使うため、直感的で迷わず使えるUI/UXが求められます。
具体的には、帳票テンプレート、ドラッグ操作、入力補助、ヘルプ・ガイド、初期導入支援・操作セミナーなどが充実しているか。
また、導入後のトラブル時対応(電話/チャット/メール)、バージョンアップ、ユーザーサポート窓口の対応品質・時間帯の広さなども重視すべきです。
コスト(初期費用・月額費)を比較する
最後に、ソフト導入時のコスト構造を正しく理解したうえで判断する必要があります。中小企業においては、初期費用が高すぎると導入ハードルになりますし、月額費が高額の場合は継続負担になるリスクがあります。
検討すべきコスト要素:
- 初期導入費用(導入支援、設定作業含むかどうか)
- 月額利用料(アカウント数・利用容量制限・利用範囲による従量課金)
- 追加オプション費用(機能拡張、API連携モジュール、サポート強化など)
- 解約時・データ書き出し費用(CSVエクスポート可否・データバックアップ)
これらを他社の見積と比較し、「実質的なコストパフォーマンス」で判断するべきです。ソフトが高機能でもコストに見合わなければ、導入後に辞められるリスクもあります。
建設業向け請求書ソフト11選の比較表
11製品の料金と、建設業で差が出やすい機能の対応状況を一覧にしました。タイプ順に並べており、優劣を示す順位ではありません。
製品 | タイプ | 初期費用 | 月額(税抜) | 無料プラン・トライアル | 出来高・工事単位 | 原価連携 | インボイス対応 | 電帳法対応 |
サクミル | 建設業特化型 | 0円 | 9,800円〜(20アカウント込み。追加1アカウント1,000円) | 2か月無料トライアル | 出来高請求・案件単位の管理に対応 | 実行予算・原価管理を同一サービスで管理 | 対応 | 開発中 |
DigitalBillder | 建設業特化型(受領) | 無料 | 27,273円〜(連携先PCAの掲載)・受領枚数に応じて要見積 | 無料デモあり | 工事ごとの請求書管理・出来高調書の取り扱いに対応 | 原価管理・会計システムとCSV・RPAで連携 | 対応 | 対応 |
楽楽明細 | 請求書発行型 | 100,000円 | 25,000円〜 | 無料トライアルあり | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
BtoBプラットフォーム請求書 | 請求書発行型(受領にも対応) | 要問い合わせ | 要問い合わせ(通数・オプションで変動) | 無料プランあり | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
マネーフォワード クラウド請求書 | 請求書発行型 | 0円 | 2,480円〜(年払いの月額換算。月払いは3,980円〜) | 1か月無料トライアル | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
freee請求書 | 請求書発行型 | 0円 | 0円/1,980円/10,000円(年払いの月額換算)。一括発行は別途4,750円〜 | 無料プランあり | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
Misoca | 請求書発行型 | 0円 | 年額8,800円〜(月換算733円〜) | 無料プランあり(請求書は月10通まで) | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
MakeLeaps | 請求書発行型 | 0円 | 0円/1,000円/1,300円(1ユーザーあたり)/33,000円(1社あたり) | 無料プラン・30日間無料トライアル | 記載なし | 記載なし | 対応 | 有料プランで対応 |
TOKIUMインボイス | 受領・債権管理型 | 要問い合わせ | 1万円〜+請求書件数に応じた従量課金 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
Bill One | 受領・債権管理型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ(受領件数に応じた年額制) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
請求管理ロボ | 受領・債権管理型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 無料トライアルあり | 記載なし | 記載なし | 対応 | 対応 |
※2026年9月時点の各社公式サイトの掲載情報にもとづきます。金額はすべて税抜です。「記載なし」は公式サイトの料金・製品ページに該当する記載が見当たらないもの、「要問い合わせ」は金額が公開されていないものです。料金の条件や機能の範囲は製品ごとに異なるため、この表だけで優劣は判断できません。最新の情報は各社の公式サイトをご確認ください。
【建設業特化型】工事単位で請求・原価を管理できるソフト
工事(案件)ごとに見積・原価・請求をひも付けて管理できるタイプです。出来高請求や協力会社からの請求書など、建設業特有の項目を扱える点が汎用の請求書ソフトとの違いです。
サクミル

出典:サクミル 請求管理機能(2026年9月30日時点)
サクミルは、建設業向けのクラウド型業務管理サービスです。顧客・案件管理、見積、実行予算・原価管理、請求、日報、工程などを案件単位でまとめて管理できます。請求機能では、見積データからの請求書作成、出来高に応じた分割請求、請求済み金額・未請求残高の把握、入金管理に対応しています。
こんな会社向け:見積・原価・請求を工事ごとにつなげて管理したい中小の建設会社・工務店
料金:初期費用0円、月額9,800円〜(税抜・20アカウントまで含む。21アカウント目からは1アカウントあたり月額1,000円(税抜))。ストレージは300GBまで。2か月間の無料トライアルがあります(2026年9月時点。詳細はサクミルの請求管理機能)。
【関連記事】サクミルの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
DigitalBillder(デジタルビルダー)

出典:Digital Billder 公式サイト(2026年9月30日時点)
DigitalBillderは、燈株式会社が提供する建設業向けの請求書処理サービスです。主な用途は協力会社から届く請求書の受領・承認・保管で、請求書を工事ごとに仕分けて扱えます。注文書番号・工種・相殺金額など建設業特有の項目や、出来高調書などの付随資料にも対応しています。原価管理・会計システムとはCSV連携やRPAで連携でき、インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応しています。
こんな会社向け:協力会社から毎月多くの請求書を受け取る元請の建設会社
料金:初期導入費用無料、月額利用料27,273円〜(税抜)。請求書の受領枚数に応じた個別見積もりです(2026年9月時点。料金は連携先のピー・シー・エーの掲載ページ、製品の説明はDigitalBillder公式サイト)。
【関連記事】DigitalBillder(デジタルビルダー)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
【請求書発行型】汎用の発行・送付ソフト
請求書の作成・送付・入金確認を効率化する汎用タイプです。業種を問わず使え、無料プランや月額数千円のプランを持つ製品もあります。出来高請求や工事別の原価との連携は公式サイトに記載のない製品が中心のため、必要な場合は運用方法を確認しておきましょう。
楽楽明細

出典:楽楽明細 公式サイト(2026年9月30日時点)
楽楽明細は、株式会社ラクスが提供する帳票発行システムです。請求書・納品書・支払明細書などの帳票をデータから一括作成し、メール・Web・郵送代行で送付できます。債権管理の機能や、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応も案内されています。
こんな会社向け:取引先の数が多く、毎月まとまった数の請求書を発行する会社
料金:初期費用100,000円(税抜)、月額25,000円〜(税抜)。無料トライアルがあります(2026年9月時点・楽楽明細 公式の料金ページ)。
【関連記事】楽楽明細の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
BtoBプラットフォーム請求書

出典:BtoBプラットフォーム 請求書 公式サイト(2026年9月30日時点)
BtoBプラットフォーム請求書は、株式会社インフォマートが提供するクラウド請求書システムです。請求書の発行(社内承認・送付・入金消込・督促)と受領(受け取り・承認・仕訳)の両方に対応しており、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応も案内されています。
こんな会社向け:請求書の発行と受領をまとめて電子化したい会社
料金:初期費用と月額費用で構成され、月額は通数やオプションに応じて変動します(金額は要問い合わせ)。無料プランがあり、取引先は発行・受領機能とも無料で利用できます(2026年9月時点・BtoBプラットフォーム請求書 公式の料金ページ)。
【関連記事】BtoBプラットフォームの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
マネーフォワード クラウド請求書

出典:マネーフォワード クラウド請求書 公式サイト(2026年9月30日時点)
マネーフォワード クラウド請求書は、株式会社マネーフォワードが提供する請求書作成ソフトです。見積書・納品書・請求書・領収書の作成、請求書の毎月自動作成、帳票のワンクリック変換などに対応しています。法人向けプランは、クラウド請求書に加えて会計・経費などマネーフォワード クラウドの複数サービスをまとめて使える料金体系です。
こんな会社向け:マネーフォワード クラウド会計を使っている、または会計と請求をまとめて見直したい小規模〜中小の会社
料金:法人向けは初期費用0円。ひとり法人プラン月2,480円、スモールビジネスプラン月4,480円、ビジネスプラン月6,480円(いずれも税抜・年払いの月額換算。月払いは3,980円〜)。1か月の無料トライアルがあります。公式サイトでは2027年6月に料金体系の一部改定が予定されています(2026年9月時点・マネーフォワード クラウド請求書 公式の料金ページ)。なお、中堅〜大企業向けには別製品の「マネーフォワード クラウド請求書Plus」があります。
freee請求書

出典:freee請求書 公式サイト(2026年9月30日時点)
freee請求書は、freee株式会社が提供する請求書作成・送付ソフトです。請求書・見積書・納品書・発注書・領収書の発行、メール送信や郵送代行に対応し、上位プランでは債権管理・入金消込・仕訳作成を自動化できます。インボイス制度・電子帳簿保存法への対応も案内されています。
こんな会社向け:freee会計などfreeeのサービスを使っている会社、まず無料で請求書の電子化を始めたい会社
料金:初期費用0円。無料プラン、月1,980円、月10,000円(いずれも税抜・年払いの月額換算)の3プランです。有料プランで請求書を一括発行する場合は、別途送信料金(月4,750円〜・税抜)がかかります(2026年9月時点・freee請求書 公式の料金ページ)。
【関連記事】freee請求書の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
Misoca(ミソカ)

出典:Misoca 公式サイト(2026年9月30日時点)
Misocaは、弥生株式会社が提供するクラウド請求書作成ソフトです。見積書・納品書・請求書・領収書の作成、会計ソフトとの連携、請求書の郵送(1通210円・税抜)などに対応し、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応も案内されています。
こんな会社向け:一人親方や小規模事業者など、月の請求書の枚数が少ない事業者
料金:初期費用なし。無料プラン(請求書は月10通まで)のほか、プラン15が年額8,800円(月換算733円)、プラン100が年額33,500円(月換算2,791円)、プラン1000が年額114,000円(月換算9,500円)です。有料プランは年払いで、金額はいずれも税抜です(2026年9月時点・Misoca 公式の料金ページ)。
【関連記事】Misoca(ミソカ)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
MakeLeaps(メイクリープス)

出典:MakeLeaps 公式サイト(2026年9月30日時点)
MakeLeapsは、見積書・発注書・納品書・請求書・領収書など多くの種類の書類を作成・送付できるクラウド請求書ソフトです。有料プランでは入金管理、定期請求、承認フローなどが使え、電子帳簿保存法の法的要件についてJIIMA認証を取得しています。
こんな会社向け:扱う書類の種類が多い、承認フローを組んで請求書を送りたい会社
料金:初期費用0円。無料プラン(取引先3社・月30通まで)、個人プラン1ユーザー1,000円、法人プラン1ユーザー1,300円(取引先数などに応じた従量課金あり)、エンタープライズプラン1社33,000円(いずれも月額・税抜)。30日間の無料トライアルがあります。無料プランは電子帳簿保存法対応の対象外です(2026年9月時点・MakeLeaps 公式の料金ページ)。
【受領・債権管理型】届く請求書・入金の管理を効率化するソフト
取引先から届く請求書の受け取り・処理や、発行後の入金・未入金の管理を効率化するタイプです。請求書の件数が多い会社ほど効果が出やすく、料金は件数に応じた見積もり制が中心です。
TOKIUMインボイス

出典:TOKIUMインボイス 公式サイト(2026年9月30日時点)
TOKIUMインボイスは、株式会社TOKIUMが提供する請求書受領クラウドです。紙やPDFなど形式の異なる請求書の受け取りを代行してデータ化し、承認・仕訳・原本保管までをまとめて扱えます。電子帳簿保存法についてはJIIMA認証を取得しており、インボイス制度への対応も案内されています。
こんな会社向け:協力会社や仕入先から届く請求書が多く、受け取りと入力の手間を減らしたい会社
料金:月あたり1万円〜の基本利用料に、請求書の件数に応じた従量課金が加わります(税抜)。初期費用は金額の記載がなく要問い合わせです。アカウント数は無制限です(2026年9月時点・TOKIUMインボイス 公式の料金ページ)。
【関連記事】TOKIUM (トキウム)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
Bill One(ビルワン)

出典:Bill One 公式サイト(2026年9月30日時点)
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するクラウド請求書受領サービスです。紙やPDFなどさまざまな形式の請求書を代理で受け取り、オンラインで一元管理できます。インボイス制度・電子帳簿保存法への対応が案内されており、電子帳簿保存法の対応ソフトとしてJIIMA認証を取得しています。
こんな会社向け:取引先から届く請求書の件数が多く、受け取りから保管までをまとめて電子化したい会社
料金:初期費用と年額費用で構成され、年額費用は1年間に受け取る請求書の件数に応じて個別に設定されます(要問い合わせ)。ユーザー数や保存件数による追加料金はありません(2026年9月時点・Bill One 公式の料金ページ)。
【関連記事】Bill One(ビルワン)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
請求管理ロボ

出典:請求管理ロボ 公式サイト(2026年9月30日時点)
請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求管理・債権管理システムです。定期定額・従量課金・単発などの請求書の作成・送付から、決済、入金消込、売掛・未入金の管理までを自動化でき、会計ソフトとの連携にも対応しています。インボイス制度・電子帳簿保存法への対応も案内されています。
こんな会社向け:定期的な請求が多く、入金確認や督促の手間を減らしたい会社
料金:料金は要問い合わせです。無料トライアルがあります(2026年9月時点・請求管理ロボ 公式の料金ページ)。
よくある質問
建設業で請求書ソフトを検討する際によくある質問をまとめました。
請求書ソフトと会計ソフトの違いは何ですか?
請求書ソフトは見積書・請求書の作成や送付、入金の管理など「取引先とのやり取り」を担い、会計ソフトは仕訳・帳簿・決算書の作成など「記帳と決算」を担います。多くの請求書ソフトは会計ソフトと連携でき、請求データを仕訳に反映できます。
一人親方や小規模な工務店でも請求書ソフトは必要ですか?
月の請求件数が少なくても、インボイス制度の記載事項を満たした請求書を毎回正しく作る手間は変わりません。無料プランや月額数千円以下のプランがある製品もあるため、Excelでの作成に時間がかかっている、転記ミスが起きているといった場合は導入を検討する価値があります。
無料で使える請求書ソフトはありますか?
あります。2026年9月時点では、freee請求書、Misoca(請求書は月10通まで)、MakeLeaps(取引先3社・月30通まで)、BtoBプラットフォーム請求書が無料プランを公開しています。無料プランは発行通数や機能に上限があるため、出来高請求や原価管理が必要な場合は有料プランや建設業特化型と比べて検討してください。
建設業の請求書ソフトで出来高請求に対応しているものはありますか?
本記事で紹介した11製品のうち、公式サイトで出来高への対応を明記しているのは、サクミル(出来高に応じた分割請求)とDigitalBillder(協力会社からの出来高調書の取り扱い)です。汎用の請求書発行型は公式サイトに出来高請求の機能の記載がないため、進捗率に応じた金額を自社で計算して入力する運用を想定しておきましょう。
請求書ソフトを導入すると電子帳簿保存法やインボイス制度に対応できますか?
多くのクラウド型請求書ソフトは、登録番号や税率ごとの消費税額など適格請求書の記載事項に沿った請求書の作成や、電子取引データの保存に対応しています。ただし、無料プランでは電子帳簿保存法の対応機能が使えない製品もあるため、プランごとの対応範囲を確認してください。制度の要件は国税庁「インボイス制度について」と国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」で確認できます。
建設業特化型と汎用の請求書ソフトはどちらを選ぶべきですか?
工事ごとに見積・原価・請求をつなげて管理したい、出来高請求が多いといった場合は建設業特化型が合います。請求書の作成・送付の効率化が主な目的で、原価管理は別の仕組みで行っている場合は、汎用の請求書発行型で足りることもあります。協力会社から届く請求書の処理が課題なら、受領型を検討してください。
Excel管理から請求書ソフトに切り替えるタイミングはいつですか?
転記ミスや請求漏れが増えた、月末の集計作業に時間がかかりすぎる、現場と事務所で情報が分断されているなどの課題が顕在化したタイミングが切り替えの目安です。
建設業の請求書ソフトを選ぶ際に重視すべきポイントは何ですか?
出来高・部分請求への対応、見積から請求・原価への連携、クラウド対応で外出先から操作できるか、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応、初期費用・月額・アカウント追加を含めた料金体系の5点を比較検討しましょう。
サクミルでできること
サクミルは、建設業向けのクラウド型業務管理サービスです。請求まわりでは、次のことができます。
- 案件ごとに見積・実行予算・原価・請求をひも付けて管理
- 見積データから請求書を作成し、転記の手間を削減
- 出来高に応じた分割請求と、請求済み金額・未請求残高の把握
- 案件ステータスと請求一覧で、請求漏れや入金状況を確認
- PC・スマートフォンのどちらからでも操作可能
料金は初期費用0円、月額9,800円〜(税抜・20アカウントまで含む)で、2か月間の無料トライアルがあります。請求管理の画面や機能の詳細は建設業向けの請求管理ソフト|サクミルで紹介しています。
まとめ|建設業の請求書ソフト選びで失敗しないために
建設業の請求書ソフトは、「建設業特化型」「請求書発行型」「受領・債権管理型」の3タイプに分かれます。まずは自社の課題が「工事ごとの請求・原価管理」「請求書の作成・送付」「届く請求書や入金の管理」のどれにあるかを整理すると、候補を絞り込めます。
比較するときは、出来高・部分請求への対応、見積・原価との連携、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応、操作性とサポート体制、そして初期費用・月額・アカウント追加を含めた総コストを確認してください。料金やプランは改定されることがあるため、導入前には各社の公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
見積・原価・請求を工事ごとにまとめて管理したい中小の建設会社であれば、サクミルも選択肢のひとつです。初期費用0円・2か月間の無料トライアルで、実際の案件データを使って操作性を確かめられます。
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