
サクミルなら最悪「使えなくてもいい」。敷居が低いツールを導入して慣れることがデジタル化への近道
株式会社堀通信
電気設備部・アクセス事業部・開発営業部を3つの柱に据え、電気・通信・コンピュータ事業を展開する株式会社堀通信様の導入事例です。
従来、同社の電気設備部では、案件やスケジュール管理をホワイトボードに手書きして管理していました。2023年10月に代表取締役に就任された堀 康人様は「時代に合わせて昔ながらの手法を変えていきたい」と考え、業務のデジタル化に着手されました。
サクミルの導入の決め手や効果について、堀様および電気設備部の管理を担当する宮本 欣信様にお話を伺いました。
3つの事業を柱とする創業77年の電気・通信工事、パソコン販売会社
——— はじめに、堀通信様の事業内容や組織体制について教えてください。
堀通信は京都府福知山市に本社を構え、電気設備や通信設備の工事、そしてパソコンなどの販売・設定・保守を専門に行っています。1947年創業ですので今年で77年を迎えました。
組織は3部体制です。電気を供給する環境を構築する電気設備部、光ケーブルなど通信ネットワーク工事を手がけるアクセス事業部、オフィス内でパソコンやLAN配線工事を行なう開発営業部があります。加えて、管理部門として総務部を設置しています。
このうち、今回サクミルを導入したのは、電気設備部になります。
電気設備部は、民間や官庁の建設物における電気設備工事や、道路照明関係や水道施設の電気工事などを請け負っています。案件の割合は民間と官庁で半々、年によっては6対4の割合になることもあります。
工期の長い大型の案件を多く手がけていますので、年間の案件数は30件程度です。

ホワイトボードの管理手法では外出先で予定が立てられない
———以前の電気設備部様では、どのような運用をされていたのでしょうか?
まず、案件一覧をホワイトボードに書き出します。それとは別のホワイトボードに工程や社員のスケジュールを手書きして管理していました。そのため、外出先では社員の予定を確認する方法がなく、会社に戻ってから確認する必要がありました。
私・堀は2023年10月に代替わりして社長に就任したのですが、旧来の管理手法を見直したいと考えていました。今では大半の人がスマートフォンを所有していますから、スマートフォンで予定を確認できれば全体の効率化が図れます。
また今後、若い社員を増やすためにも、デジタル化を推進すべきだと考えていました。
「使えなくてもいい」。割安な費用感が導入を後押し
——— サクミルをお知りになった経緯を教えてください。
昨年、デジタル化に役立つツールを探すために、建設業界の展示会である「建設DX展」に初めて足を運びました。この展示会でサクミルを知りました。
展示会では、サクミルに類似する施工管理ツールも多数出展されていました。数社にデモを見せていただき、後日、詳細説明のための打合せも実施しました。結果、どのツールも機能面では大差がないという印象でした。
しかしながら、他社のツールとサクミルとは費用面で大きな開きがありました。中には初期費用で10万円程度するものもあるなど、導入には二の足を踏む金額です。
その点、サクミルは「正直、使えなくてもいいかな」と思わせてくれる割安な費用感です。コスト面の魅力に後押しされ、物は試しと考えて導入を決意しました。
データ管理への移行で紙配布が無くなり、利便性と情報セキュリティが向上
——— 導入にあたって苦労したことはありましたか?
サクミルは機能がシンプルでわかりやすかったので、特に苦労はありませんでした。
導入して3ヵ月とまもないため、スケジュール管理はホワイトボードとサクミルを併用しています。まずは現場の職人たちに抵抗感なく使ってもらうため、並行運用を取っています。
今後、スケジュール管理をサクミルに一本化するために、試行錯誤している段階です。

——— 導入後の効果についてどのように感じていますか?
写真や資料をデータ化して案件単位で管理できますので、情報を探しやすくなりました。
また、以前は職人に写真や資料を紙で配布していましたが、この運用では紛失のリスクもあります。サクミルの導入により、紙配布をやめることができたのも成果の1つです。
データでの管理により、案件を担当することになった職人に「このフォルダを見ておいてください」と伝えることで情報共有が済みますので、業務のスピードも上がったと感じます。
また、サクミル上で現場の住所リンクをタップすると、自動でGoogleマップが開く機能も便利だと感じています。
案件詳細画面(画像はサンプルであり堀通信様のものではありません)
「昔ながらのやり方を見直したい」。地元出身者の採用を増やして地域に貢献する
——— 今後の堀通信様の展望をお聞かせください。
弊社は福知山市では歴史も長く、比較的規模の大きい企業です。今後、地元出身者の採用を増やして地域に貢献していきたいと考えています。
そのためにも、「昔ながら」のやり方を見直したいと考えています。もちろん変えてはいけない部分もありますが、時代に合ったやり方に会社が変化していかなければ、若い人は入社してくれないでしょうし、入社してもすぐに辞めてしまうと思うからです。
———サクミルに対するご要望をお聞かせください。
弊社の原価管理のやり方は、職人たちが1ヵ月単位で作成する紙ベースの月報を事務社員が集めて、「いつ・どこに・誰がいたのか」を確認して管理しています。
今後、サクミル上で月報を入力するようになれば、こうした情報が集約できますので、事務処理が楽になると考えています。原価管理の機能の充実に期待しています。
サクミルはクラウドサービスですので、ユーザーの要望をもとに、機能のアップデートが迅速に行なわれます。その点は大きなメリットだと感じています。

敷居が低いツールを導入して慣れることがデジタル化への近道
——— 最後に、サクミルのお勧めできる点や、デジタル化を推進するためのツール選定のポイントをお聞かせください。
何より安価な費用が魅力だと思います。初期費用も発生しないため、導入にあたってのハードルが低くなります。まだ使ってもいないシステムに対して、初期費用として10万円も支払うのは抵抗感がありますので。
また、弊社も同じですが、建設業界は年配の方が多いため「新しい仕組みを導入しても使ってくれないのではないか」と不安を感じると思います。そのため、導入をためらっている企業も多いのではないでしょうか。
まずはサクミルのような敷居が低いツールを導入して、慣れることが大事だと思います。現場の職人がみずから操作をして利便性を感じてもらうことが、デジタル化を推進するための近道だと考えています。
※聞き手:株式会社プレックス 實川 節朗
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