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Jootoの評判は?料金・使い方とサービス終了後の乗り換え先を解説
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Jootoの評判は?料金・使い方とサービス終了後の乗り換え先を解説


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タスク・プロジェクト管理ツールとして長く使われてきた「Jooto(ジョートー)」について、2026年8月6日に大きな発表がありました。運営元である株式会社PR TIMESが、2027年7月31日をもってJootoの一般提供を終了し、Jooto事業を廃止することを決議したのです。

「Jooto 終了」「Jooto サービス終了」といった検索が急増しているのは、この発表を受けて、いま使っているユーザーが「いつまで使えるのか」「データはどうなるのか」「どこに乗り換えればいいのか」を調べているためです。すでに新規の利用登録と新規の有料契約は受付を終了しており、これから導入を検討する段階の方にとっては、事実上「選べないツール」になりました。

本記事では、Jootoがどんなツールだったのかという基本情報と評判・料金・使い方を整理したうえで、サービス終了までのスケジュール、データ移行の期限、乗り換え先の選び方までをまとめます。建設業で工程管理やタスク共有にJootoを使っていた方に向けた注意点も後半で解説します。

Jooto(ジョートー)とは?基本情報と読み方

Jootoは、タスクやプロジェクトの進捗を視覚的に管理できるクラウド型のタスク・プロジェクト管理ツールです。読み方は「ジョートー」で、「じょおと」と表記されることもあります。

最大の特徴は、ホワイトボードに付箋を貼るような感覚で使えるカンバンボードです。タスクをカード状に登録し、ドラッグ&ドロップで「未着手」「進行中」「完了」といったリスト間を移動させるだけで進捗を更新できます。登録したタスクの開始日・終了日から自動でガントチャートが生成される点も、スケジュール管理と進捗管理を1つのツールで完結させたいチームに支持されてきました。

日本の企業が開発・運営しているため、UIの日本語表現が自然で、ヘルプドキュメントも日本語で整備されています。海外製ツールの英語表記に馴染めなかったチームの乗り換え先として選ばれてきた経緯があります。Web版に加えてiOS版・Android版アプリが提供され、外部システム連携API、生成AI関連機能、導入支援・業務プロセス再設計(BPR)・適用開発といったサービスも展開されていました。

2026年7月末時点での有料契約社数は2,379社です。

参考:Jooto 公式サイト

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【最重要】Jootoは2027年7月31日でサービス終了。

2026年8月6日に公表されたプレスリリースで確定している事実は次のとおりです。

項目

内容

決議日

2026年8月6日(取締役会)

一般提供の終了日

2027年7月31日

新規登録・新規有料契約・アップグレードの受付

2026年8月6日をもって終了済み

新規の導入支援・BPR・適用開発の受付

2026年8月6日をもって終了済み

データの取り扱い

2027年8月1日以降、登録データを順次すべて削除する予定

終了までのサービス品質

契約条件に従い、2027年7月31日まで従来どおりの品質・セキュリティ・サポートを維持

サービス終了までのスケジュール

Jooto公式の移行案内ページでは、ユーザーがデータを持ち出しやすくするための機能改修が予定されています。現時点で公表されているスケジュールは以下のとおりです。

2026年9月中旬:スタータープランでAPIを利用する際の、一定時間あたり・1か月あたりの利用上限を緩和。あわせて、プロジェクト単位のCSV出力で設けられている1,000行(見出しを除く)の上限を緩和

2026年9月下旬〜10月中旬:組織管理者が全プロジェクトのデータを一括ダウンロードできる機能を提供予定。ユーザー情報、全プロジェクトのタスク・コメント・メンバー・変更履歴、添付ファイルをSQLite形式で出力でき、HTMLビューアーにも対応予定

2027年7月31日:一般提供終了。この日まではサポートも継続

2027年8月1日以降:登録データを順次削除

提供終了まで期間があるように見えますが、移行先の選定・試用・実際のデータ移行・チームへの再教育まで含めると数か月単位の作業になります。工期の区切りや年度の切り替わりを避けて動くことを考えると、遅くとも2027年前半には移行先を決めて着手しておくのが安全です。

参考:Jootoからのサービス移行について(Jooto公式)

すでに新規登録・新規契約は受付を終了している

見落とされやすいポイントですが、新規の利用登録と新規の有料契約、および既存契約のアップグレードは、発表と同じ2026年8月6日ですでに受付が終了しています。

つまり「Jootoが良さそうだから使ってみよう」という導入検討はできません。また、現在無料プランやスタータープランを使っていて、人数増加にともなって上位プランへ切り替えたいというケースも、アップグレードの受付が終わっているため対応できない点に注意が必要です。チームの人数が増える予定があるなら、Jooto内で拡張するのではなく、移行先の検討を前倒しする判断になります。

PR TIMESが説明する終了の理由

プレスリリースでは、事業廃止の理由が財務数値とともに説明されています。新規顧客の獲得、既存顧客の継続、エンタープライズ領域への展開のいずれにおいても競争優位を確立するに至らず、売上高が計画を下回り営業損失が継続している状況にあること。そのうえで、追加投資によって期待できる成長や収益と、資本・人材を投じ続ける機会費用、長期にわたり安定したサービスを提供する責任を総合的に検討した結果、独立した成長事業として投資を継続する合理性は乏しいと判断した、としています。

公表されている数値は、2026年2月期の売上高が387百万円、営業利益が▲17百万円です。

なお、トヨタ自動車向けに提供している「標準の箱」は事業廃止の対象外で、継続提供されるとされています。

参考:タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」の一般提供終了及び事業廃止の決定に関するお知らせ(株式会社PR TIMES)

運営会社情報

以下は、Jootoを提供する株式会社PR TIMESの概要です。

項目

内容

会社名

株式会社PR TIMES

設立

2005年12月26日

本社所在地

東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F

代表者

山口 拓己(代表取締役社長)

上場市場

東証プライム・名証プレミア(証券コード:3922)

事業内容

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営ほか

プレスリリース配信サービスで広く知られる上場企業です。Jootoは2014年に登場したサービスで、事業譲渡を経てPR TIMES傘下となり、主に法人ユーザー向けに提供されてきました。今回の決定は、上場企業として事業ポートフォリオを見直した結果の経営判断であり、サービス品質やセキュリティ上の問題によるものではないと説明されています。終了日までの期間は従来どおりの品質で提供されるため、移行の準備期間として計画的に使える点は押さえておきましょう。

参考:会社概要(株式会社PR TIMES)

Jootoの評判・口コミ総まとめ

サービス終了が決まったとはいえ、あと1年近くは使い続けることになるユーザーも多く、また「なぜ選ばれていたのか」を理解しておくと乗り換え先を選ぶ基準になります。ここではIT製品レビューサイトに投稿された評価から、良い評判と気になる評判を整理します。

IT製品のレビューサイト「ITreview」でのJootoの総合評価は、2026年9月時点で5点満点中3.9点(レビュー72件)です。また、Jooto公式のお知らせによれば「ITreview Grid Award 2026 Winter」において、プロジェクト管理ツール部門で17期連続、タスク管理ツール/ToDo管理部門で14期連続の「Leader」を受賞しています。

良い評判

・日本製ならではのUIの分かりやすさ

日本発のプロジェクト管理サービスであるためか、感覚が合っていて、UIが非常に使いやすい。配色も優しく、ポップであるが過ぎてはおらず、美しい。

引用元:かなり使いやすいプロジェクト管理サービス(ITreview)

レビュー全体を通しても、「付箋を貼るような手軽さで導入時の教育コストがほとんどかからない」「1つの画面を見れば誰が・何を・いつまでにやるかが一目で分かる」といった、シンプルさと導入のしやすさへの評価が目立ちます。ITreviewのカテゴリ別スコアでも「導入しやすさ」が高く評価されており、ITツールに不慣れなメンバーがいるチームでも定着しやすかったことがうかがえます。

気になる評判・改善要望

・タスクやリストの記載項目が少ない

リストやタスクについて、記載項目が少なく、例えばタスクにおいては説明やコメント、開始日、終了日、担当者、カテゴリー、チェックリストとなっている。リストにおいては、名称と色だけであるので、両方とも拡充できるようにしてほしい。

引用元:かなり使いやすいプロジェクト管理サービス(ITreview)

そのほか、モバイルアプリ版はPC版に比べて一部の表示機能に制限があること、通知設定をプロジェクト単位でもう少し細かく制御したいこと、タスク同士の依存関係(前後関係)の表現が限られることなどが、改善要望として挙げられています。

これらは裏を返せば、Jootoが「シンプルさ」を優先して設計されていたことの表れでもあります。乗り換え先を選ぶときは、この点が重要な判断材料になります。Jootoで不満がなかったチームが多機能なツールに移ると「重くなった」と感じやすく、逆にJootoでは足りないと感じていたチームは、この機会に機能の充実したツールへ移る好機になります。現在のチームがどちらだったのかを、移行先の選定前に整理しておきましょう。

参考:Jootoの評判・口コミ(ITreview)

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Jootoの料金プラン(2026年9月時点)

公式サイトに掲載されている料金プランは以下のとおりです。ただし、2026年8月6日をもって新規の有料契約とアップグレードの受付は終了しているため、これから新たに契約することはできません。現在は既存契約の継続利用のみとなります。

プラン

月額(1ユーザーあたり)

年間契約時

ユーザー数

無料

0円

0円

1人

スターター

500円

417円

10人まで

ビジネス

1,300円(別途初期費用)

980円

1人〜無制限

タスクDX

要問い合わせ

要問い合わせ

無制限

プランによる主な違いは、データ容量とセキュリティ機能です。無料プランは組織あたり100MB・1ファイル10MBまで、スタータープランはライセンスあたり5GB・1ファイル300MBまで、ビジネスプランはライセンスあたり10GB・1ファイル1GBまで、タスクDXプランは2TBとなっています。IP制限やシングルサインオンといったセキュリティ機能はビジネスプラン以上、予実管理機能やゲスト機能もビジネスプラン以上で利用できます。行動履歴の保存期間も、無料・スターターは30日〜1年分、ビジネス以上は無制限という差があります。

すでに支払い済みの利用料金については、プレスリリースで「前受利用料金の精算」を実施する予定とされており、公式サイトでは「Jootoサービス終了に伴う返金・契約更新およびサービス移行支援に関するご案内」という資料が公開されています。返金や契約更新の具体的な条件は契約内容によって異なるため、自社の扱いは公式資料と問い合わせ窓口で確認してください。

参考:料金プラン(Jooto公式)

Jootoの主な機能と使い方

乗り換え先に「どの機能が必要か」を整理するために、Jootoで実際に使っていた機能を棚卸ししておきましょう。主な機能は次のとおりです。

カンバンボード

Jootoの中心となる機能です。プロジェクトごとにボードを作り、「未着手」「進行中」「確認待ち」「完了」といったリストを並べ、タスクをカードとして登録します。進捗が変わったらカードをドラッグ&ドロップで隣のリストへ動かすだけで更新でき、ボードを見れば全体の状況が一目で分かります。タスクには説明・コメント・開始日・終了日・担当者・カテゴリー・チェックリストを設定でき、ファイルの添付も可能です。

ガントチャート

カンバンボードに登録したタスクの開始日・終了日から、ガントチャートが自動生成されます。改めてガントチャート用にデータを入力し直す必要がないため、「日々の進捗はカンバンで、全体スケジュールはガントチャートで」という使い分けができました。ガントチャート機能は無料プランでも利用でき、複数プロジェクトを横断してタスクを一覧したり、フィルターで絞り込んだりすることも可能です。

【関連記事】ガントチャートアプリを12個紹介!特徴や活用のコツも紹介!

スマホアプリ・ログイン

Web版に加えて、iOS版・Android版のアプリが提供されています。外出先や現場からタスクの確認・更新ができ、通知も受け取れます。ログインはWeb版・アプリ版ともに登録したメールアドレスとパスワードで行い、ビジネスプラン以上ではシングルサインオンにも対応しています。

なお、レビューでは「モバイルアプリ版ではPC版に比べて一部の表示機能に制限がある」「WEBとスマホアプリでUIや操作の作法が異なる」といった声もあり、外出先での確認には十分でも、本格的な編集はPC版で行うという使い分けをしていたチームが多いようです。

API連携・外部サービス連携

外部システム連携用のAPIが提供されており、GoogleカレンダーやSlackとの連携も可能でした。後述するデータ移行では、このAPIが重要な出口になります。

最優先タスク:Jootoのデータをエクスポート・移行する

サービス終了が決まったいま、ユーザーにとって最も優先度が高いのはデータの持ち出しです。2027年8月1日以降はデータが順次削除されるため、過去の案件記録や添付ファイルを社内に残しておきたい場合、それまでに手元へ吸い出しておく必要があります。

2026年9月以降に予定されているデータ出力の機能改修

Jooto側でも、データを持ち出しやすくするための改修が予定されています。とくに影響が大きいのは、これまでプロジェクト単位のCSV出力に設けられていた1,000行(見出しを除く)の上限が緩和される点です。タスク件数の多いプロジェクトを抱えていた組織では、これまで分割してダウンロードする必要がありましたが、改修後は一度に多くのタスク情報を取得できるようになります。

また、2026年9月下旬から10月中旬にかけて、組織管理者が全プロジェクトを一括ダウンロードできる機能の提供が予定されています。ユーザー情報、全プロジェクトのタスク・コメント・メンバー・変更履歴、添付ファイルをSQLite形式で出力でき、HTMLビューアーにも対応予定とされています。アーカイブとしてまとめて保管しておきたい場合は、この一括ダウンロード機能の提供開始を待つのが効率的です。

移行作業の進め方

データ移行は、次の順序で進めると手戻りが少なくなります。

1. いま使っている機能を棚卸しする:カンバン、ガントチャート、コメント、添付ファイル、API連携のうち、実際に業務で使っているものを洗い出す
2. 残すべきデータを決める:進行中の案件は移行先へ移す、完了案件はアーカイブとして出力保管する、といった線引きをする
3. 移行先を選定し、試用する:候補ツールに実際のプロジェクトを1つ再現してみて、運用が回るか確かめる
4. データを出力・移行する:一括ダウンロードや移行ツールを使って移す
5. メンバーへ周知し、運用を切り替える:新ツールの操作説明と、切り替え日を決める

とくに3番目の「実際のプロジェクトを1つ再現してみる」工程は省略しがちですが、ここで運用に合わないと分かれば選び直しがききます。移行先を本契約する前に必ず挟んでおきましょう。

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Jootoの乗り換え先候補と選び方

Jooto公式の移行案内ページでは、乗り換え先の候補が「移行支援あり」とそれ以外に分けて紹介されています。

公式が「移行支援あり」としているサービス

Jooto公式ページで移行支援の対象として挙げられているのは、Backlog、Asana、CrewWorks、Suit UP、LycheeRedmineです。そのほか、Notionも選択肢として紹介されています。

選び方の目安は次のとおりです。

Jootoで重視していた点

近い使い勝手のツール

ガントチャートと課題管理の両立

Backlog、LycheeRedmine

多機能なプロジェクト管理への強化

Asana

ドキュメントも含めた情報の一元管理

Notion

いずれも特徴が異なるため、優劣ではなく「自社がJootoの何を使っていたか」を基準に選ぶのが確実です。

Backlogへの移行支援(ヌーラボ)

移行支援のなかでも内容が具体的に公表されているのが、株式会社ヌーラボによるBacklogへの移行支援です。2026年8月31日に発表された内容には、次の3つが含まれます。

・Jootoから移行する顧客に対し、移行後2027年3月31日までBacklogを無償提供する特別条件
・ボード、タスク、コメント、添付ファイルなどをBacklogへ移行できる専用ツールの無償提供
・機能の対応関係、データ出力・移行、メンバー追加、権限設定などの手順をまとめた移行マニュアルの公開(2026年9月下旬予定)

あわせて、2026年9月上旬からオンデマンドセミナーの配信と個別相談も実施されています。移行の手間をできるだけ抑えたい場合は、有力な候補になります。

参考:ヌーラボ、Jooto利用企業向けにBacklogへの移行支援を開始(株式会社ヌーラボ)

独自システムを開発するという選択肢

既存のSaaSでは現在の業務フローや必要な機能を再現できない場合に向けて、PR TIMESグループの株式会社グルコースが、Jootoでの管理方法や業務要件を整理したうえで、自社専用システムの企画・設計・開発からリリース後の運用・改善までを支援するメニューも用意されています。Jootoを独自の運用ルールで作り込んで使っていた組織向けの選択肢です。

建設業がJootoの乗り換え先を選ぶときの3つの注意点

建設業でJootoを使っていた場合、注意すべき点があります。Jootoは業種を問わない汎用のタスク管理ツールであり、建設業の業務すべてをカバーしていたわけではないためです。乗り換えのタイミングは、業務全体の仕組みを見直す機会でもあります。

注意点1:汎用タスク管理ツールに移すだけでは、建設業特有の管理は解決しない

Jootoで管理していたのが「社内のタスクと担当者、期限」だけであれば、Trelloなど近い操作感のツールへ移せば運用は再現できます。一方で、工事ごとの原価管理、実行予算との突き合わせ、協力会社への支払い、写真台帳、作業日報といった業務は、もともとJootoの守備範囲外です。Excelや紙で並行管理していたものが残っているなら、乗り換えを機に建設業向けの業務管理システムへ集約するほうが、ツールの数を減らせます。

注意点2:工程表としての要件を満たすか確認する

Jootoのガントチャートは、カンバンのタスクから自動生成されるシンプルなものです。建設業でよく使われるバーチャート工程表やネットワーク工程表のように、先行工程・後続工程の依存関係を厳密に扱う用途には、もともと機能が限られていました。レビューでもタスク間の依存関係については改善要望が挙がっています。乗り換え先で工程管理まで賄いたいなら、依存関係やクリティカルパスを扱えるかを必ず確認してください。

【関連記事】ガントチャート工程表の完全ガイド:建設業の工程管理を効率化する方法

注意点3:現場の職人・協力会社が使えるかどうかで決まる

Jootoが評価されていた最大の理由は、付箋を貼るような分かりやすさと、導入時の教育コストの低さでした。多機能なツールへ移ると、事務所側は満足でも現場側が入力しなくなり、結局データが集まらないという事態が起こりがちです。乗り換え先を決める前に、実際に現場のメンバー数名に触ってもらい、スマホから無理なく操作できるかを確かめておきましょう。

【関連記事】工程管理とは?施工管理の5大管理・進め方(PDCA)と効率化の方法を解説

Jootoに関するよくある質問

Q1:Jootoはいつまで使える?

A. 2027年7月31日までです。この日をもって一般提供が終了します。それまでは契約条件に従い、これまでと変わらないサービス品質・セキュリティが維持され、サポートも継続されると案内されています。ただし新規の利用登録・新規の有料契約・アップグレードは2026年8月6日ですでに受付を終了しているため、人数を増やしたい場合などは新たな契約ができません。

Q2:Jootoに保存したデータはどうなる?

A. 2027年8月1日以降、順次すべて削除される予定です。残したいデータはそれまでにエクスポートしておく必要があります。CSV出力の行数上限やAPIの利用上限は2026年9月中旬に緩和され、2026年9月下旬から10月中旬にかけては組織管理者による全プロジェクトの一括ダウンロード機能(SQLite形式)の提供も予定されています。まとめて保管したい場合は、この機能の提供開始を待つのが効率的です。

Q3:支払い済みの利用料金は返金される?

A. プレスリリースでは「前受利用料金の精算」を実施する予定とされており、公式サイトでも「Jootoサービス終了に伴う返金・契約更新およびサービス移行支援に関するご案内」という資料が公開されています。具体的な条件は契約内容によって異なるため、自社の扱いは公式資料を確認したうえで、問い合わせ窓口で確認するのが確実です。

Q4:Jootoに一番近い乗り換え先はどこ?

A. 「カンバンの手軽さ」を最優先するならTrelloやMicrosoft Planner、「ガントチャートと課題管理の両立」を重視するならBacklogが近い使用感です。とくにBacklogは、移行後2027年3月31日までの無償提供や専用移行ツールの提供といった支援策が公表されているため、移行の手間を抑えたい場合の候補になります。ただし、建設業で工程・原価・日報まで含めて管理したいのであれば、汎用のタスク管理ツールではなく建設業向けの業務管理システムを検討する選択肢もあります。

まとめ

Jooto(ジョートー)は、付箋を貼るような手軽さのカンバンボードと、そこから自動生成されるガントチャートを備え、日本語UIの分かりやすさで長く支持されてきたタスク・プロジェクト管理ツールです。しかし、運営元である株式会社PR TIMESの決定により、2027年7月31日をもって一般提供が終了し、事業そのものが廃止されます。新規の登録・契約はすでに受付を終了しており、2027年8月1日以降は登録データも順次削除される予定です。

いま使っているユーザーがやるべきことは、次の3点に整理できます。

1. 残したいデータを2027年7月31日までにエクスポートする(一括ダウンロード機能の提供開始を待つのが効率的)
2. Jootoで実際に使っていた機能を棚卸しし、必要な要件を洗い出す
3. 移行先候補を1プロジェクトで試用してから決める

期限までまだ時間があるように見えますが、移行先の選定・試用・データ移行・メンバーへの再教育まで含めると数か月単位の作業です。工期や年度の切り替わりと重ならないよう、早めに着手することをおすすめします。

建設業の業務管理まで見直すなら「サクミル」も検討を

もし、Jootoで管理していたのがタスクだけでなく、工事案件の情報や現場の進捗であり、その周辺を今もExcelや紙で並行管理しているのであれば、乗り換えは「タスク管理ツールを別のタスク管理ツールに置き換える」だけの話ではなくなります。この機会に、建設業向け業務管理システムのサクミルも選択肢として検討してみてください。

サクミルは建設業に特化した業務管理プラットフォームで、見積・請求・原価・工程・日報・現場情報などをまとめて管理できます。汎用のタスク管理ツールではカバーしきれない「工事ごとの利益管理」「現場からの報告」といった領域まで一元化できるため、ツールを増やさずに業務全体を整理したい場合に適しています。移行先を比較検討する段階であれば、無料で試せるうちに操作感を確かめておくとよいでしょう。

あわせて、すぐに使えるExcel工程表テンプレートも無料で配布しています。

【関連記事】サクミルの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

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監修者

徳海 亘奎

徳海 亘奎

株式会社プレックス SaaS事業責任者

株式会社プレックスにてSaaS事業責任者を務め、建設業向けのオールインワンSaaS「サクミル」を統括。新卒でプレックスに入社し、正式利用企業3,000社を超える同サービスの事業成長を牽引している。東京工業大学出身。プロダクトマネジメントを担当しており、かつ多くのソフトウェアやシステム・SaaSについて情報収集をしているため、システム面に明るい。

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