
KAKUSA(カクサ)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!
工事ごとの原価が見積・発注・支払・入金とバラバラに管理され、「実際の利益が締めてみないと分からない」状態になっていませんか?
「KAKUSA(カクサ)」は、中小の建設工事業者向けに開発されたクラウド型の工事原価管理システムです。"シンプル・簡単・だれでも使える"を掲げ、見積から実行予算・原価管理・日報・経理までをまとめて管理できる点が特徴で、アクティブシステム株式会社が提供しています。2025年1月に旧名称「経営格差工事クラウド」からKAKUSAへ名称が変更されました。本記事ではKAKUSAの評判・口コミ、料金、メリット・デメリット、導入の注意点を、公開情報をもとに整理します。あわせて、原価だけでなく現場業務全体を一元化したい中小建設業の方向けに「サクミル」という選択肢も紹介します。
【関連記事】建設業の原価管理とは?正しい手順と利益を最大化する5つのポイント
KAKUSA(カクサ)とは?概要と基本情報
KAKUSAは、アクティブシステム株式会社が提供する中小建設工事業者向けのクラウド型工事原価管理システムです。「今までシステムを導入しても使いこなせなかった」という工事業者の声をもとに、"シンプル・簡単・だれでも使える"を追求して開発されており、IT知識が豊富でない担当者でも直感的に操作できる設計が特徴です。クラウド型のため、インターネット環境があればPC・スマートフォンからどこでも利用できます。
見積内容を基準に実行予算を組み立て、その後の発注・仕入・支払・入金といった日々の資金の動きと連携させることで、案件ごとの原価状況をリアルタイムに把握できます。これにより収支のズレを早期に確認でき、赤字工事の発生を未然に防ぎやすくなります。主な機能は次のとおりです。
- 見積・実行予算:見積内容を基準に実行予算を作成し、原価管理へ連動
- 工事原価管理:工事原価を自動集計。複数の原価項目を期間・条件で絞り込み可能
- 発注・仕入・買掛管理:日々の資金の動きを工事ごとに管理
- 売掛・請求管理:請求・支払・入金状況を即座に把握
- 日報管理:スマートフォンから日報登録が約10秒で完了。現場ごとの出面・勤怠・労務費を自動集計
- 部分導入:利用したい業務範囲を選び、まずは一部の機能からスモールスタート可能
- 法改正対応:インボイス制度など、制度変更への継続対応
運営会社情報
会社名 | アクティブシステム株式会社 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区葵一丁目23-14 |
代表者 | 代表取締役 津田 剛徳 |
設立 | 1993年 |
資本金 | 3,000万円 |
事業内容 | システム・ソフトウェアの提案・開発・販売(中小・小規模事業者向け) |
製品名 | KAKUSA(カクサ/旧・経営格差工事クラウド) |
公式サイト |
KAKUSAの評判・口コミ
KAKUSAは2025年に名称を変更した比較的新しいサービスのため、ITreviewなどの第三者レビューサイトに蓄積された利用者口コミは、現時点では限られています(ITreviewはレビュー募集中)。ここでは、公式情報や比較・レビューサイトで挙げられている評価ポイントと、導入前に確認しておきたい点を整理します。
評価されているポイント
請求入力~発行・工事原価管理がKAKUSA1つで 入力ルールの統一でExcelより安心。
KAKUSAを実際に触ってみて、個人的にはExcelよりも安心感がありました。
誰が入力しても変わらない、という点は本当に助かっています。
入力の仕方が統一されて、バラバラにならずに済むので、そこが一番安心できたところです。
KAKUSA導入後は、請求機能と原価管理を主に使っています。
請求入力は、工事担当者が入力。請求書はKAKUSAで印刷したものをそのまま請求先に送っています。
当社は、工事担当者が何人もいるので、作成方法がルール化されていないと困る状況でした。
以前は、Excelで数字をまとめて、請求書作成ソフトで請求書を作成して、印刷・発行という作業を行っていました。
それが今はKAKUSA1つでできますし、原価の管理も可能なので本当に便利になりました。
1物件ずつ請求や入金の履歴を見られるのも良いですね。
日報管理 日報入力が20分に短縮 現場確認も即座に
5名分の日報を管理しています。だれがどこの現場に行ったのかを、
別のExcelに入力していたのですが、KAKUSAの日報管理で入力していれば、その手間が省けました。
現場名が長いと意外と入力に時間がかかったりして、、、いまでは毎日の日報入力も20分程度で終わります。
リーズナブルな月額利用料と請求・支払・入金の一元管理・利益率の自動計算が決め手!
今までも原価管理システムの営業はありましたが、KAKUSAの価格に惹かれました。丁度、他の経費が削減でき、浮いた費用で月々この価格なら、と。タイミング良く、ご縁を感じています。
請求・支払・入金の一元管理と利益率が自動計算という点にもメリットを感じました。
これまでは見積をExcelで作って、請求書もExcel、工事台帳もExcelで作って、、、加えて紙帳簿にも手書きして、、、だったので。
引用元:KAKUSA導入事例
導入前に確認しておきたい点
- 第三者の利用者口コミの蓄積が少ない:比較的新しいサービスのため、導入判断にあたっては問い合わせ時のデモで、自社の業務運用に合うかを確認することが大切です。
- 無料トライアルの明記がない:公式サイトにお試し期間の記載はなく、導入相談・デモや見積もりベースでの検討が基本です。
- 料金は利用範囲で変動する:初期費用が発生し、月額もライセンス数・オプションによって増減します(後述)。
- 原価・経理が中心:写真管理・工程表・チャットといった現場管理機能は中心ではないため、現場業務全般まで一元化したい場合は範囲が合うかを確認しておくとよいでしょう。
KAKUSAの料金プラン
KAKUSAの料金は、公式サイトで次のように案内されています。利用したい業務範囲に合わせて機能を選べ、ライセンス追加・オプション追加は随時可能です。
区分 | 料金 | 備考 |
初期費用 | 50,000円〜(税別) | 利用形態に応じて変動 |
月額費用 | 5,000円〜(税別) | ライセンス追加・オプション追加は随時可能 |
補助金 | 「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象と案内 | 適用可否・内容は要問い合わせ |
月額はライセンス数やオプションによって増減するため、誰がどの機能を使うかを整理し、必要な人数・機能で試算してから契約することをおすすめします。一部の比較サイトでは追加ライセンス1つあたり月3,300円程度との情報も見られますが、正確な金額は公式サイトで見積もりを取得して確認してください。
KAKUSAを導入するメリット
メリット1:シンプルな操作性で誰でも使え、現場に定着しやすい
KAKUSAは"シンプル・簡単・だれでも使える"を掲げて開発されており、IT知識が豊富でない担当者でも直感的に操作できるのが強みです。「システムを入れても使いこなせなかった」という中小の工事業者の声を反映した設計のため、入力に不慣れな現場担当者でも運用に乗せやすく、Excelや紙からの移行のハードルを下げられます。
メリット2:見積〜実行予算〜原価〜請求を一元化し、利益をリアルタイムに把握できる
見積内容を基準に実行予算を組み立て、発注・仕入・支払・入金まで連携させることで、案件ごとの原価状況をリアルタイムに把握できます。原価は自動で集計され、期間や条件で絞り込めるため、月末を待たずに工事ごとの粗利を確認でき、赤字傾向の工事を早期に検知して打ち手を取りやすくなります。原価管理の進め方は 建設業の原価管理とは?正しい手順と利益を最大化する5つのポイント もあわせて参考にしてください。
メリット3:スマホ日報・部分導入・手厚いサポートで導入しやすい
スマートフォンからの日報登録は約10秒で完了し、現場ごとの出面・勤怠・労務費が自動で集計されます。必要な業務範囲だけを選んで始められる部分導入に対応しているため、まずは原価管理や日報からスモールスタートできます。さらに、導入後はインストラクターによる操作指導(リモート・訪問)や電話・メールのアフターサポートが用意されており、はじめてシステムを導入する会社でも運用に乗せやすい体制が整っています。
KAKUSAを利用する際の注意点・デメリット
注意点1:無料トライアルの明記がなく、初期費用が発生する
公式サイトに無料トライアル(お試し期間)の記載はなく、導入相談・デモや見積もりベースでの検討が基本です。また初期費用(50,000円〜・税別)が発生するため、導入可否の判断にはまず見積もりとデモが前提になります。実際の使用感や自社業務との相性は、問い合わせ時のデモでしっかり確認しておきましょう。
注意点2:利用人数・オプションで月額が増減する
月額(5,000円〜・税別)は、ライセンス数やオプションによって増減します。利用人数が増えるほど費用も上がるため、誰がどの機能を使うかを整理し、必要なライセンス数で運用設計しておくとコストを抑えやすくなります。
注意点3:原価・経理が中心で、現場管理機能は範囲外
KAKUSAは見積・原価・経理を中心とした管理システムです。日報は備わるものの、写真管理・工程表・チャットといった現場管理機能は中心ではありません。原価だけでなく現場業務全般まで一つにまとめたい場合は、別ツールとの併用や統合型サービスとの比較検討が必要になります。工事台帳・原価管理ソフト全体の選び方や他製品との比較は 工事台帳ソフトおすすめ比較 も参考にしてください。
KAKUSAに関するよくある質問
KAKUSA(カクサ)とはどんなシステムですか?
アクティブシステム株式会社が提供する、中小建設工事業者向けのクラウド型工事原価管理システムです。見積・実行予算・原価管理・日報・経理(発注/仕入/売掛/買掛)までをシンプルに一元管理できます。2025年1月に旧名称「経営格差工事クラウド」からKAKUSAへ名称が変更されました。インターネット環境があればPC・スマートフォンから利用できます。
KAKUSAの料金はいくらですか?
公式サイトでは初期費用50,000円〜(税別)、月額5,000円〜(税別)と案内されています。利用したい業務範囲に合わせて機能を選べ、ライセンス追加・オプション追加は随時可能です。利用人数や機能によって費用が変わるため、正確な金額は公式サイトで見積もりを確認してください。「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象としても案内されています。
KAKUSAの旧名称は何ですか?
「経営格差工事クラウド」です。2025年1月に「KAKUSA(カクサ)」へ名称が変更されました。中小建設工事業者向けのクラウド型工事原価管理システムであるという基本的な位置づけは変わっていません。
KAKUSAに無料トライアルはありますか?
公式サイトに無料トライアル(お試し期間)の明記はなく、導入相談・デモや見積もりベースでの検討が基本です。導入後はインストラクターによる操作指導(リモート・訪問)や、電話・メールでのアフターサポートが用意されています。実際の使用感は、問い合わせ時にデモで確認するとよいでしょう。
KAKUSAはどんな会社が提供していますか?
愛知県名古屋市のアクティブシステム株式会社が提供しています。1993年設立で、システム・ソフトウェアの開発・販売を通じて中小・小規模事業者を中心に取引実績を重ねてきた会社です。導入対象は従業員1〜30名規模の中小建設工事業者が中心とされています。
まとめ
KAKUSA(カクサ)は、見積から実行予算・原価管理・日報・経理までをシンプルに一元管理できる、中小建設工事業者向けのクラウド型工事原価管理システムです。誰でも使える操作性、見積〜原価〜請求の連携による粗利のリアルタイム把握、スマホ日報や部分導入・手厚いサポートが評価されており、Excel運用から脱却したい中小の工事会社に向いています。一方で、無料トライアルの明記がないこと、月額がライセンス数・オプションで増減すること、写真・工程・チャットなどの現場管理機能は中心でないことには留意が必要です。導入時はデモで自社業務との相性を確認するとよいでしょう。原価管理の基本や他製品との比較は 実行予算とは?目的や作り方・エクセルテンプレートも紹介 や 工事台帳ソフトおすすめ比較 もあわせてご覧ください。
サクミルのご紹介
KAKUSAは原価・経理の管理に強みを持つシステムですが、「原価・見積管理だけでなく、請求・日報・写真台帳・工程表まで含めて現場業務全体を一元化したい」とお考えなら、建設業特化のオールインワン管理ツールサクミルも有力な選択肢です。
サクミルは30アカウント・300GBで月額9,800円とコストパフォーマンスに優れ、40〜60代の現場管理者でも直感的に使えるUIが特長です。見積・原価から現場の記録までを一つのプラットフォームで完結でき、まずは 無料の工事台帳エクセルテンプレート で原価・台帳管理を整理するところから始めることもできます。2カ月の無料トライアルがあるので、気軽に操作感を試せます。
監修者

中野 耐(なかの たい)
株式会社プレックス サクミル事業部 セールス統括マネジャー
保有資格: 建設業経理士2級
プロ野球選手を経て、株式会社リクルートキャリア(旧)、株式会社エス・エム・エス、株式会社Speee など複数のメガベンチャーで営業・マネジメント・事業立ち上げを経験。2023年7月に株式会社プレックスへ入社し、建設業向け現場管理システム「サクミル」の営業統括マネジャー兼カスタマーサクセスを担当。日々多くの建設企業と向き合い、現場の業務効率化やツールの導入・運用定着を支援している。原価管理や工事会計など建設業特有のバックオフィス領域にも明るい。
監修者の詳しいプロフィール →関連記事

【厳選17選】工事管理システムを比較!機能や選び方も紹介
工事管理システムを導入して業務効率を向上させたい方へ。この記事では、人気の工事管理システムの機能や導入メリット、選び方のポイントを詳しく解説。おすすめ製品の比較やアプリ選定ポイントも紹介しています。
続きを読む →
【2026年版】施工管理アプリおすすめ20選|規模別・選び方を比較
施工管理アプリおすすめ20選を、一人親方・中小工務店・中堅・ゼネコンの規模別に中立比較。料金・対応工種・連携機能・無料プラン有無を一覧化し、Excel管理からの移行ステップや選び方7軸も解説。2026年最新版。
続きを読む →