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積算ソフトおすすめ12選|クラウド型・インストール型・無料ツールを徹底比較
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積算ソフトおすすめ12選|クラウド型・インストール型・無料ツールを徹底比較


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積算業務を効率化できるツールとして、積算ソフトを導入する会社が増えています。

慢性的な人材不足に悩む建設業界では、ITツールの導入が欠かせないもの。限られたリソースを最大限活用するためにも、積算ソフトの活用は非常に効果的です。

一方で、積算ソフトはクラウド型・インストール型・無料ツールなど提供形態が多様で、対応工種や料金体系もソフトごとに大きく異なります。「どのソフトが自社に合うのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、次の5点について建設業の方向けに解説します。

  • 積算ソフトとは何か(クラウド型・インストール型の違いを含む)
  • AI自動化・クラウド移行など積算業務の最新トレンド
  • 積算ソフトを導入するメリット・デメリット
  • 積算ソフトの選び方(対応工種・単価DB・連携の観点)
  • クラウド型・インストール型・拾い出し特化型の積算ソフトおすすめ12選

積算ソフトの導入をお悩みの方は、ぜひ最後までご確認ください。

積算ソフトとは

積算ソフトとは、積算業務における資材の拾い出しや原価計算などを自動で行い、効率化するツールのことです。

業務効率化に加えて計算ミス防止やデータ保存等のメリットがあり、建設業で導入する企業が増えています。積算アプリや積算ツール、積算システムと呼ばれることもあります。

そもそも積算とは

積算とは、仕様書や設計図を参考に、工事に必要となる材料やその数量を算出する業務です。

建設プロジェクトを進めるにあたり、「何が必要でいくらかかるのか」を判断する重要な役割とされています。適切に積算ができていない場合、該当工事の利益が圧迫されるリスクがあるため、非常に重要な業務です。

なお、積算と見積はしばしば同じ意味で使われますが、厳密には別の業務です。積算が社内向けの原価計算であるのに対し、見積は積算結果に利益や経費を上乗せして顧客に提示する金額を作成する業務にあたります。

積算の基本や見積との違いをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご確認ください。

【関連記事】積算とは?見積との違いや作成方法を解説、積算用ソフトも紹介

積算ソフトの基本機能

各積算ソフトによって搭載されている機能は異なりますが、基本的な機能は次の7つです。

数量計算(拾い出し)

設計図や図面をもとに必要な材料の数量を自動で算出する。

単価管理

市場価格をベースに、資材や労務の単価情報を一元管理する。

コスト集計

資材費や労務費など工事費用をまとめて集計し、原価を可視化する。

帳票出力

集計結果をもとに、見積書・内訳書・設計書などをフォーマットに沿って出力する。

履歴管理

過去の積算データを保管し、検索・再利用できるようにする。

進捗管理

工事の進捗状況や予実差異を管理する。

データ連携

CADや会計、原価管理など外部システムとデータをやり取りする。

ソフトウェアによっては、積算機能以外にも顧客管理や日報作成、台帳作成といった周辺機能が充実したものもあります。

クラウド型とインストール型の違い

積算ソフトは大きく分けて「クラウド型」と「インストール型」の2種類があります。

クラウド型

インストール型

提供形態

インターネット経由で利用

PCにインストールして利用

料金体系

月額・年額のサブスクリプション

パッケージ買い切り(保守費別)が中心

共有性

複数拠点・スマートフォン対応も容易

同一PC利用が前提(ライセンス内で複数台対応の場合あり)

オフライン

原則オンライン必須

オフラインで動作可能

アップデート

自動更新

手動更新(保守契約で対応)

近年は、現場と事務所の情報共有のしやすさやBCP(事業継続)の観点からクラウド型を選ぶ企業が増えています。一方、官公庁案件や特殊な単価体系を扱う現場では、依然としてインストール型の専門積算ソフトが選ばれる傾向にあります。

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積算業務の最新トレンド:AI自動化とクラウド移行

積算ソフト市場では、ここ数年で大きく2つの流れが進んでいます。AIによる図面拾い出しの自動化と、クラウド型サービスへの移行です。

AIによる図面自動拾い出しの進化

近年の積算ソフトでは、AIや画像解析エンジンを活用して、PDFや画像の設計図から数量を自動で拾い出す機能を搭載する製品が増えてきました。これまで担当者が図面を目視で確認しながら手作業で数量を拾っていた工程を、ソフトが自動化することで、作業時間とミスを大きく減らせるようになっています。

特に建築工事や内装工事のように図面情報が複雑な案件では、AI拾い出し機能の有無が積算業務全体の効率に直結します。導入を検討する際は、自社が扱う図面形式(PDF・DXF・SXF・BIM/CIMモデルなど)にどこまで対応しているかを確認することが重要です。

クラウド型積算ソフトへの移行が進む背景

もう一つの大きな流れが、インストール型からクラウド型への移行です。背景には次のような事情があります。

  • 多拠点・テレワーク対応:現場・事務所・在宅から同じ積算データにアクセスしたいニーズの高まり
  • BCP(事業継続計画):データをクラウド上に保管することで、PC故障や災害時のデータ消失リスクを軽減
  • システム連携:会計ソフトや原価管理ソフトなど他のクラウドサービスとAPIで連携しやすい
  • 初期費用の抑制:パッケージ購入と比べて月額数千円〜数万円から始められる

国土交通省も建設業全体でBIM/CIM活用とDX推進を進めており、業界全体としてデジタル化・クラウド化の流れは今後も続くと見られます。インストール型・クラウド型のどちらが優れているということではなく、自社の業務スタイル・対応工種・必要な共有範囲に合わせて選ぶ視点が重要です。

積算ソフト導入のメリット

積算ソフトを導入すると、次のメリットを得られます。

計算ミスの防止・削減

計算を自動化でき、ヒューマンエラーや計算ミスのリスクを抑えられる。

積算の業務効率化

原価計算だけでなく、材料の拾い出しから自動化できる。

データの保存・共有

過去の積算データから必要な情報を取り出し、計算や分析など幅広く活用できる。

計算ミスの防止・削減

積算ソフトを導入することによって、原価計算の自動化が叶い、ヒューマンエラーや計算ミスのリスクを抑えられます。

これまでの方法では、複雑な計算を人の手で行う必要があり、計算ミスや誤入力をゼロにはできませんでした。積算における計算ミスは、入札結果や利益に大きく影響するため、会社にとって大きな損失になりかねません。そのため、ミスが起こるリスクはできる限りなくすのが肝要です。

積算ソフトを活用すれば、あらかじめ計算式を設定しておくことによって、煩雑な計算を自動化できます。これにより、計算精度を保って材料費や労務費を計算可能です。

積算の業務効率化

積算ソフトを導入することで、積算業務の負担を大幅に減らせるのは大きなメリットです。

従来の積算業務では、設計図や仕様書を確認し、必要な材料の内訳や単価などを細かくチェックする必要がありました。

一方で積算ソフトを利用すれば、数量の自動抽出、単価設定をもとにした自動計算が可能となり、積算業務を大幅に効率化できます。原価計算だけでなく、材料の拾い出しから自動化できるのが非常に便利なポイントです。

過去データの蓄積と分析活用

積算ソフトでは、原価の自動計算だけでなく、過去のデータ管理や共有も可能です。そのため、これまでの積算データから必要な情報を取り出し、他の工事の積算に利用して、計算を効率化することもできます。

蓄積されたデータはいつでも・誰でも確認できるほか、利益率のデータも保管されるので、見積もり算出時に参照すれば赤字のリスクを抑えられるでしょう。収集したデータを分析することも簡単です。

また、発注管理システムや請求管理システムといった外部システムと連携させることで、データが連動し入力ミスや入力もれのリスクを抑制できます。

積算ソフト導入のデメリット・注意点

積算ソフトを導入するメリットは多い一方、注意しておきたい点もあります。導入前に把握しておきましょう。

初期費用・ランニングコストの発生

積算ソフトを導入する際には初期費用や月額費用がかかります。インストール型では数十万円〜数百万円のパッケージ費用が発生する製品もあり、クラウド型でも複数ライセンス契約では月額数万円のランニングコストが発生します。

ユーザー数や必要なオプション機能によってコストが大きく変動するため、自社にとって本当に必要な機能と価格のバランスを事前に確認しておくことが大切です。

操作習熟までの一時的な生産性低下

積算ソフトに限った話ではありませんが、ソフトウェアの操作に慣れるまで時間がかかる場合があります。とくに導入したばかりのタイミングでは、操作に時間がかかり生産性が一時的に下がってしまうこともあるでしょう。

導入時にはサポートが充実しているソフトを選んだり、社内で操作研修の時間を確保したりするなど、定着のための準備が欠かせません。

自社業務フローとのミスマッチリスク

多機能な積算ソフトを導入したものの、自社の業務フローに合わず使われなくなるケースも見られます。とくに対応工種が限定的な専門ソフトでは、扱う案件の種類によって相性が分かれます。

導入前には自社の業務フローを整理し、本当に必要な機能を洗い出したうえで、無料トライアルやデモで操作感を確認することがミスマッチを防ぐコツです。

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積算ソフトの選び方

積算ソフトを選ぶ際は、次の5つのポイントを順番に確認することをおすすめします。

  1. 業務フローと現状課題を分析する
  2. 対応工種に合っているか確認する
  3. 単価データベース・歩掛データの提供有無を確認する
  4. 他システムとの連携可否を確認する
  5. 無料トライアル・サポート体制を確認する

業務フローと現状課題を分析する

積算ソフトを導入する前に、まず業務の流れや現状課題を把握しておきましょう。

例えばExcelで積算業務を管理している場合、次のポイントを確認することをおすすめします。

  • 時間がかかっている作業は何か
  • 重複している作業はないか
  • 属人化している作業はないか

現在の業務フローや課題を洗い出すことで、どのような積算ソフトを選ぶべきかが見えてきます。例えば積算業務の属人化が最大の課題の場合、計算の自動化はもちろん、違算の有無まで自動でチェックできるものがおすすめです。

対応工種に合っているか確認する

積算ソフトは対応している工種によって種類が分かれます。土木・建築・電気工事・設備工事・解体工事など、特定の工種の部材や歩掛(ぶがかり)計算に特化した専用ソフトもあれば、複数工種を横断的に扱える汎用ソフトもあります。

自社が主に扱う工種に対応している製品を選ぶことで、より正確で迅速な積算が可能になります。複数工種を扱う場合は、必要な工種が一通りカバーされているかを事前に確認しましょう。

単価データベース・歩掛データの提供有無を確認する

積算精度を左右する大きな要因が、ソフトに付属する単価データベースと歩掛データです。

建設物価や積算資料、官公庁の標準歩掛など、業界標準の単価データが自動更新される製品であれば、担当者がいちいち単価を調べる手間を省けます。一方、自社で独自の単価マスタを構築するスタイルの製品もあるため、自社の運用と合うかを必ず確認しましょう。

他システムとの連携可否を確認する

積算データは、CADソフトでの数量拾い出しや、会計・原価管理ソフトでの原価計算など、他の業務システムと連動させることで価値が大きくなります。

とくに次のような連携が可能かを確認しておくと、後々の業務拡張がスムーズです。

  • CAD(DXF/SXF/BIM)からの数量データ取り込み
  • 会計ソフトへの原価データ連携
  • 原価管理・工事台帳ソフトとのデータ連動
  • Excelへの帳票出力・取り込み

無料トライアル・サポート体制を確認する

積算ソフトを導入する際、どのような機能を使えるかに加え、従業員にとって使いやすいかどうかも非常に重要です。便利な機能がそろっていても、使える人が限られるようであれば業務効率化につながりません。

「導入してみたものの、操作がわかりづらく現場で定着しない」という失敗を防ぐためにも、積算ソフトを選ぶ際には無料トライアルやデモを利用し、実際に使ってみたうえで導入を検討しましょう。

あわせて、導入後のサポート体制(電話・メール・オンライン研修など)も確認しておくと安心です。

【比較表】おすすめの積算ソフト12選

ここからは、おすすめの積算ソフト12選を「クラウド型」「インストール型・専門積算ソフト」「拾い出し・低コスト型」の3カテゴリに分けて紹介します。まずは比較表で全体像を確認してください。

【比較表】積算ソフト12選一覧

ソフト名

提供形態

対応工種

初期費用

月額料金

単価DB

無料体験

対応端末

サクミル

クラウド

建設業全般

無料

9,800円〜/30名

自社マスタ運用

◯(2ヶ月)

PC/スマホ

アイピア

クラウド

建築・リフォーム

ライト:120,000円

ライト:10,000円

自社マスタ運用

デモのみ

PC/スマホ

Gaia Cloud

クラウド

土木

要問い合わせ

要問い合わせ

標準歩掛・単価自動更新

要問い合わせ

PC(Windows)

AnyONE

クラウド

工務店・リフォーム

要問い合わせ

要問い合わせ

自社マスタ運用

デモのみ

PC/スマホ

インストール

民間・水道・土木

総合積算セット:330,000円〜

総合積算セット:132,000円〜

積算資料・建設物価対応

◯(2週間)

PC(Windows)

GOLDEN RIVER

インストール

土木

要問い合わせ

要問い合わせ

標準歩掛・単価対応

◯(2週間)

PC(Windows)

ATLUS NEXT

インストール

土木(公共工事)

要問い合わせ

要問い合わせ

最新歩掛・単価更新

デモのみ

PC(Windows)

楽王シリーズ

インストール(サブスク/パッケージ)

建築・電気設備・機械設備

サブスクは無料

Crew:8,800円
Link:14,800円〜(税込)

積算資料・材料マスタ標準収録

デモ・資料請求

PC(Windows)

It's積算部長

インストール

内装・建築積算数量拾い

50万円〜100万円

別途見積

自社マスタ運用

要問い合わせ

PC(Windows)

ヒロイくんⅢ

インストール(サブスク)

図面拾い出し全般

無料

3,800円(税込)

-

デモ・資料請求

PC(Windows)

井解-Seikai-積算システム

インストール(フリーソフト)

汎用

無料

無料

別途データ購入

-

PC(Windows)

Excel積算ソフト

インストール(Excelベース)

汎用

要問い合わせ

要問い合わせ

マスタ機能あり

要問い合わせ

PC(Excel環境)

【クラウド型】積算ソフトおすすめ4選

クラウド型は、月額料金で始められて複数拠点・スマートフォンからも利用できる積算ソフトです。多拠点での情報共有や、現場と事務所の連携を重視する企業に向いています。

サクミル

「サクミル」は、建設業の事務作業から現場作業までまとめて効率化できるクラウド型工事管理アプリです。原価・粗利管理機能や見積・請求管理機能も備えており、積算アプリとしても活用できます。

原価・粗利管理機能では、工事に必要な材料費や労務費などを、スケジュール機能や作業日報機能と連動して管理できるのがポイントです。データの自動連動により、積算業務を効率化できます。

初期費用は無料、月額9,800円/30アカウントからと小規模建設業でも導入しやすく、無料トライアル期間は2ヶ月間と十分にお試しできます。

サクミルの提供する機能一覧は以下の通りです。

  • 顧客管理
  • 案件進捗管理
  • ファイル管理
  • スケジュール
  • 作業日報
  • 写真台帳作成
  • 見積・請求管理
  • 原価・粗利管理

積算業務以外の機能もまとめて効率化できる点が特徴です。30人以下の建設会社や工務店、リフォーム会社など、ITに慣れていないメンバーが多い現場でも導入しやすい操作性を備えています。一方、複雑な公共工事の歩掛積算や、独自の積算基準に基づくカスタマイズは想定していないため、土木の公共工事専門で利用する用途には別の専門ソフトの方が向いています。

【関連記事】サクミルの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

アイピア

「アイピア」は、建築業務向けのクラウド型業務管理システムです。建築業・リフォーム業の効率化を後押しするツールで、顧客管理や積算業務、現場日報管理や物件管理など便利な機能を多数搭載し、各機能は柔軟にカスタマイズできる仕様とされています。

見積もりから発注までを一気通貫で行える点もポイントで、見積もりの原価情報を自動抽出し、ワンクリックで発注処理が可能です。

アイピアの提供する機能一覧は以下の通りです。

  • 顧客管理
  • 見積もり作成
  • 営業進捗管理
  • 原価発注管理
  • 工程管理
  • 帳票作成
  • 請求管理
  • 入金管理 など

建築・リフォーム会社向けの機能網羅性とカスタマイズ性が強みです。ライトプランで初期費用12万円・月額1万円からのスタートで、ユーザー数や機能拡張に応じて料金が変動します。

【関連記事】アイピアの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

Gaia Cloud

「Gaia Cloud」は、土木積算に特化したクラウド型積算ソフトです。土木積算ソフトとして長年提供されてきた「Gaia」シリーズのクラウド版で、インターネット環境さえあればいつでもどこでも利用できます。

設計書から積算に必要な条件を自動で拾い上げる機能や、高速の計算処理機能を搭載。システムは自動でアップデートされるため、最新の材料単価や積算基準に則った積算が可能です。

Gaia Cloudが提供する機能は次の通りです。

  • 工事管理
  • 設計書取込
  • 設計書情報の設定
  • 積算
  • 経費計算結果の確認
  • 帳票出力

土木の公共工事や官公庁案件を主に扱う企業に向いた構成です。一方、対応OSはWindowsのみで、インターネット接続が前提となる点には注意が必要です。

【関連記事】Gaiaの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

AnyONE

「AnyONE」は、建設業向けの業務効率化クラウドツールです。工務店やリフォーム会社における業務効率化に特化したサービスで、一人親方をはじめ中小から大手まで企業規模を問わず導入されています。

積算業務や見積もり発行、発注などを行える帳票作成機能では、Excelのような操作感を実現しています。はじめて業務効率化システムを導入する場合でもスムーズに使い始めやすい設計です。

AnyONEの提供する機能一覧は以下の通りです。

  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積もり/実行予算/発注
  • 入出金管理
  • アフター管理

工務店・リフォーム会社向けに、積算から施工管理・入出金管理まで一通りカバーします。導入時は初期費用が発生し、帳票カスタマイズなどは別途費用となるため、必要機能の見積もりを事前に取ることが重要です。

【関連記事】AnyONE(エニワン)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

見積書と明細書が作成できるExcelテンプレートです。金額が自動で集計されます。

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【インストール型・専門積算ソフト】おすすめ5選

インストール型は、PCにソフトをインストールして利用するタイプです。土木・建築・電気設備など特定の工種に特化した専門積算機能を持つ製品が多く、官公庁案件や歩掛積算を扱う企業に向いています。

「頂」は、PCにインストールして使用できる積算ソフトです。1ライセンスで3台のPCまでインストールでき、インターネット環境がなくとも使用できます。

単価検索や設計書作成、諸経費の算出や設計書データの変換など便利な機能がそろっており、民間工事から水道工事、土木工事までさまざまな設計書作成・積算に対応可能です。

インストール型のソフトではありますが、積算資料や単価、建設物価などの最新データはワンクリックで更新でき、違算のリスクを抑えられます。

頂の機能一覧は次の通りです。

  • 単価検索
  • 新規設計書作成
  • 既存設計書の確認
  • 逆算、諸経費計算
  • 複数工事の経費合算
  • 設計書の他形式への変換

オフライン環境で動作する点や、複数の工種にまたがる設計書作成・積算に対応する点が特徴です。1ライセンスで利用できるPCは3台までで、クラウド上でのリアルタイム共有には向きません。

【関連記事】頂(いただき)の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

GOLDEN RIVER

「GOLDEN RIVER」は、土木積算に特化したインストール型積算システムです。電子設計書の読み込みに対応しており、費目や数量など細かな点まで自動で取り込み可能。過去の積算データの内容も連動させ、積算に反映できます。

特徴的な機能として、設計図書と自動精算の結果をシステムが自動で比較し、数量ミスや比率ミスがあった場合にリアルタイムで指摘する仕組みを備えています。専門知識が少ない担当者でも誤りに気づきやすい構成です。

GOLDEN RIVERの提供する機能一覧は次の通りです。

  • 電子設計書取込
  • 積算
  • 経費計算
  • 帳票出力

電子設計書を直接取り込めるため、土木の公共工事を中心に扱う企業に適した構成です。対応OSはWindowsのみで、公共建築案件はオプション対応となる点を確認しておきましょう。

【関連記事】GOLDEN RIVERの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

ATLUS NEXT

「ATLUS NEXT」は、土木工事に特化したインストール型積算ソフトです。ハイブリッド設計書の自動解析エンジンを活用でき、電子設計書に加えて画像形式の設計書もまとめて積算できます。過去の積算データを活かした自動解析も可能で、最新の歩掛・単価データが提供されるため、積算精度の向上に役立ちます。

独自の「ナレッジBOX」機能を利用することで、積算担当者のノウハウやナレッジをデータ化して共有可能。積算業務の属人化対策にも活用できます。

ATLUS NEXTが提供する機能は次の通りです。

  • 設計書取込
  • ナレッジ共有
  • 経費計算
  • 帳票出力
  • 外部システムとの連携

公共工事の積算体系を網羅する設計で、土木の公共工事を主に扱う企業向けの構成です。土木工事以外への対応は限定的で、対応OSはWindowsのみです。

【関連記事】ATLUS NEXTの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

楽王シリーズ

「楽王(ラクオウ)」は、アークシステム株式会社が提供する建設業向けの積算見積ソフトです。建築・電気設備・機械設備・ビル管理など幅広い工種に対応しており、サブスクリプション版とパッケージ版から選択できます。

表計算ソフトに近い操作感と、積算資料に基づく材料マスタを標準収録している点が特徴です。導入企業の事例でも「材料の単価をひとつずつ調べる作業がなくなった」といった声が紹介されています。

楽王シリーズのラインナップは次の通りです。

  • 楽王Crew:月額8,800円(税込)/1ライセンス。担当者1人用の基本モデル
  • 楽王Link:月額14,800円(税込)/2ライセンスから利用可能。複数人でのファイル共有・業務標準化向け
  • 楽王3:パッケージ版。料金は要問い合わせ。カスタマイズ性の高い旗艦モデル

サブスク版は月額数千円から始められる導入しやすさが強みで、複数ライセンス版では見積データや単価マスタを共有することで属人化を解消できます。一方、機能が豊富な分、操作の習熟やカスタマイズ費用は事前に確認しておきましょう。

【関連記事】楽王シリーズの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

It's積算部長

「It's積算部長」は、ITS工房株式会社が提供する建設業向け積算数量拾いソフトです。内装工事や建築積算における数量の拾い出しと自動集計を支援するインストール型ソフトで、工事区分ごとに色分けした視覚的な積算レポートを生成できる点が特徴です。

主な機能は次の通りです。

  • 図面からの数量拾い出しと自動集計
  • 工事区分ごとの色分け図生成
  • 番号付与・再集計機能
  • 積算資料の整理・帳票出力

ソフト本体の導入費は50万円〜100万円程度、ライセンス料・保守サポートは別途見積です。納期は約1週間程度とされており、内装工事や数量積算作業に時間がかかっている中小建設会社で導入が進んでいます。

【関連記事】It's積算部長の評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

【拾い出し・低コスト】積算ソフトおすすめ3選

図面からの拾い出しに特化した製品や、無料で始められる積算ソフトを紹介します。一人親方や個人事業主、まずは積算ソフトを試してみたい企業に向いています。

ヒロイくんⅢ

「ヒロイくんⅢ」は、楽王シリーズと同じくアークシステム株式会社が提供する、図面からの数量拾い出しに特化したインストール型ソフトです。月額3,800円(税込)/1ライセンスで利用でき、図面から必要な数量を効率的に抽出する作業を支援します。

主な特徴は次の通りです。

  • 図面からの拾い出し作業を効率化
  • 楽王シリーズと連携した積算・見積業務への展開が可能
  • 月額3,800円(税込)の低コストで導入できる

「数量拾い出しの作業時間を減らしたい」「まずは積算業務の一部からデジタル化したい」というニーズに向いた構成です。積算・見積まで一貫して対応したい場合は、同社の楽王シリーズと組み合わせた利用も検討できます。

井解-Seikai-積算システム

「井解-Seikai-積算システム」は、積算業務の効率化に活用できるフリー積算ソフトです。ソフトウェア自体のインストールは無料で、必要に応じてデータ購入とあわせて利用できます。年度別の積算基準データや操作マニュアルも公式サイト上で配布されています。

井解-Seikai-積算システムが提供する機能一覧は次の通りです。

  • 代価表の端数整理
  • 計算式の取り込み
  • プラグインを使った計算 など

ソフトウェア代がかからない点は大きな魅力です。一方で、無料ソフトのためサポートには期待しにくく、別途データ購入費用が発生する場合もあるため、業務量や精度要件に応じて判断する必要があります。

【関連記事】井解-Seikai-積算システムの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

Excel積算ソフト

「Excel積算ソフト」は、Excelをベースに作られた積算ソフトです。Excelの基本機能はすべて使用できることに加え、積算や見積もり作成に便利な機能を多数搭載しています。

「積算ソフトを導入したいものの、Excel操作に慣れており新しいシステムには抵抗がある」というケースに向いたシステムです。

Excel積算ソフトの提供する機能一覧は次の通りです。

  • Excelで使える基本的な機能すべて
  • 拾い出しの自動計算
  • 入力する手間を省くマスタ機能 など

Excel操作感をそのまま活かせる一方、Excelの機能と大きく変わらない構成のため、専門積算ソフトのような自動化や歩掛計算の精度を求める用途には向きません。

【関連記事】Excel積算ソフトの評判・口コミは?料金・メリット・導入の注意点など徹底検証!

Excel積算からの卒業ガイド

多くの建設会社では、いまもExcelで積算業務を行っています。ただし業務量が増えてくると、Excel積算には限界が見えてきます。ここでは、Excelから積算ソフトに移行する際の考え方と手順を整理します。

Excel積算が抱える3つの限界

Excelによる積算業務には、次のような構造的な課題があります。

  1. 属人化しやすい:複雑な関数や独自のシート構成がベテラン担当者しか分からず、退職・異動で業務が止まるリスクがある
  2. 共有しづらい:同時編集や複数拠点からのアクセスに弱く、メールでのファイルやり取りでバージョン管理が混乱しやすい
  3. 関数の破損:行追加や列削除で計算式が壊れ、気づかないまま積算結果が誤った状態で出力されることがある

これらの課題が積算ミスや受注機会の損失につながる前に、専用ソフトへの移行を検討する価値があります。

積算ソフト移行の4ステップ

Excelから積算ソフトへの移行は、次の4ステップで進めるとスムーズです。

  1. 現状業務の棚卸し:Excelでどの作業を行っているか、どこに時間がかかっているかを書き出す
  2. 必要機能の洗い出し:数量拾い・単価管理・帳票出力・連携など、本当に必要な機能を絞り込む
  3. 無料トライアルで操作を確認:候補ソフトを2〜3つに絞り、実際の案件データで操作感を試す
  4. 段階的な移行:いきなり全業務を切り替えず、新規案件から順にソフト運用に置き換える

とくに3つ目の「無料トライアルでの確認」を省略すると、現場で使われない高額ソフトを抱え込むリスクが高まります。最低でも2〜3製品は比較しましょう。

既存Excelデータの移行・引き継ぎポイント

これまでのExcel積算データを無駄にしないために、移行時には次のポイントを押さえておくと安心です。

  • 単価マスタの整理:自社で蓄積してきた単価データを、ソフトのマスタ形式に合わせて整理しておく
  • 過去案件の選別:直近1〜2年分の案件を中心に、参照頻度の高いものから移行する
  • テンプレートの再構築:Excelで作っていた見積書フォーマットを、ソフトの帳票テンプレートに置き換える
  • 並行運用期間の設定:移行直後はExcelとソフトを並行運用し、出力結果を突き合わせて精度を検証する

サクミルでは、Excelで使える見積書テンプレートも公開しています。「まずはExcelで運用ルールを整理してから、ソフト移行を考えたい」という場合は以下のテンプレートもあわせてご活用ください。

【関連リソース】Excelで使える見積書テンプレート(無料ダウンロード)

見積書と明細書が作成できるExcelテンプレートです。金額が自動で集計されます。

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業種別の積算・見積ソフトを探している方へ

本記事では、複数の工種に対応する積算ソフトを中心に紹介してきました。特定の業種に特化したソフトを探している方は、次の関連記事もあわせてご覧ください。

積算ソフトに関するよくある質問

積算と見積の違いは何ですか?

積算は仕様書や図面から必要な材料・数量・原価を算出する業務で、見積は積算結果に利益や経費を加えて顧客に提示する金額を作成する業務です。積算は社内向けの原価計算、見積は対外的な価格提示という位置づけになります。詳しくは積算とは?見積との違いや作成方法を解説もあわせてご覧ください。

クラウド型とインストール型はどちらが良いですか?

多拠点・スマートフォン利用や、他のクラウドサービスとの連携を重視する場合はクラウド型が向いています。オフラインでの作業や、官公庁案件など特殊な単価体系を扱う場合はインストール型の専門積算ソフトが向いています。自社の業務スタイルと案件特性に合わせて選びましょう。

無料の積算ソフトでも実務に使えますか?

フリーソフトやExcelベースの積算ソフトでも、小規模な工事や個人事業主の用途であれば実務利用は可能です。ただし単価データベースの更新、複数人での共有、サポート対応など有料版にしかない機能もあるため、自社の業務規模に合わせて判断しましょう。

個人事業主・一人親方でも導入できますか?

月額数千円から利用できるクラウド型や、月額3,800円(税込)の拾い出し特化ソフトもあり、一人親方や個人事業主でも導入可能です。最初は無料トライアルや低価格のサブスクリプションから始め、業務量に応じて段階的に拡張するのがおすすめです。

積算ソフトの相場はいくらですか?

クラウド型のサブスクリプションで月額5,000円〜数万円、インストール型のパッケージで30万円〜数百万円が一般的な価格帯です。土木の公共工事向けの専門ソフトは要問い合わせとなるケースが多く、ライセンス数やオプションによっても変動します。

まとめ:自社に合った積算ソフトで業務効率化を実現しよう

本記事では、積算ソフトとは何か、AI自動化やクラウド移行の最新トレンド、メリット・デメリット、選び方、そしてクラウド型・インストール型・低コスト型の3カテゴリで12製品を紹介してきました。

積算ソフト選びの軸を改めて整理すると、次のようになります。

  • 多拠点・現場との情報共有を重視するなら:クラウド型(サクミル/アイピア/Gaia Cloud/AnyONE)
  • 土木公共工事や歩掛積算を扱うなら:インストール型の専門積算ソフト(頂/GOLDEN RIVER/ATLUS NEXT)
  • 建築・設備系で導入しやすい価格を求めるなら:楽王シリーズ/It's積算部長
  • まずは低コストで試したいなら:ヒロイくんⅢ/井解-Seikai/Excel積算ソフト

積算ソフトを導入することで、煩雑になりがちな積算業務を効率化でき、計算ミスの防止にもつながります。一方で、自社の業務フローや対応工種と合わないソフトを選ぶと定着しないリスクもあるため、無料トライアルやデモを活用して必ず操作感を確認しましょう。

とくに30人以下の小規模建設会社で、積算だけでなく顧客管理・案件進捗・原価管理・見積請求まで一気通貫で効率化したい場合は、月額9,800円/30アカウントから利用できるクラウド型のサクミルも選択肢になります。2ヶ月間の無料トライアルを用意していますので、まずは操作感を確かめてみてください。

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